日本国土開発<1887>は17日、福島大学、南相馬市、南相馬ミライエと連携し、福島県南相馬市小高区に「(仮称)福島大学サテライト拠点」を設置するため、2026年3月11日付で連携協力協定を締結したと発表した。本協定は、教育や人材育成、地域課題の解決、地域コミュニティの再生と活性化を目的とし、各者の強みを活かした協働体制の構築を図るもので、2026年度内の拠点開所を目指す。
福島大学は2006年に南相馬市と相互協力関係を締結し、学生のフィールドワークや地域交流活動を通じて継続的に地域社会に貢献しており、特に震災後は、浜通り地域において人材育成基盤構築事業など多様な復興支援を展開してきた。一方、南相馬市は「100年のまちづくり応援事業」に基づき、教育を軸とした地域再生を推進している。また、南相馬ミライエは、空き家問題への対応として物件調査、所有者との調整、改修案作成など、地域住環境の改善へ向け、実務面を担ってきた。
同社は、震災後、除染事業や河川堤防整備、防災公園整備など、復旧・復興のためのインフラ整備を通じて同市と関係を強化し、2016年に子会社を、2025年には素材工場を建設し、地域産業や雇用創出に寄与しており、今回のサテライト拠点設置では、企業版ふるさと納税制度を活用した寄附により改修費の一部を負担し、物件整備を支援する。拠点は学生や教員の教育研究、あるいは地域住民との交流の場として機能し、地域の課題を教育・研究に取り込む先進的なモデル構築を目指す。
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