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中東情勢正常化期待後退で利食い売り先行へ

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[本日の想定レンジ]
21日のNYダウは293.18ドル安の49149.38ドル、ナスダック総合指数は144.43 pt安の24259.96 pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比835円安の58505円だった。本日は、トランプ米大統領がイランとの停戦交渉を延長すると発表したことが嫌気され、利益確定売りが先行して始まりそうだ。前日は、米半導体関連株高を映して、人工知能(AI)関連株など値がさ株が買われ、日経平均は続伸した。ローソク足は5日移動平均線(58860円)上で十字線から陽線が続く格好となり、買いの勢いが強まったことを示す強い上昇転換のサインと受け止められそうだ。ただ、25日移動平均線(54949円)からの乖離(かいり)率が8%に拡大し、短期的な天井到達が警戒される8%水準を超え、反動安への警戒感も必要だろう。前日の米国市場は、和平交渉の先行き不透明感から売りが優勢となり、主要株価指数は下落した。トランプ米大統領は21日、「イラン政府が深刻な分裂状態に陥っている」などと指摘し、イランとの2週間の停戦について、期間を延長すると正式に表明した。これまでは中東情勢の正常化を織り込む形で世界的に株価は上昇し、日経平均も史上最高値圏で推移しているため、利益確定売りが膨らむことが予想される。ナイトセッションの日経225先物も58850円と大幅安となったため、先物安にさや寄せする動きとなりそうだ。ただ、米国とイランの停戦が続く限り、和平交渉自体は継続され、最終的には合意につながるというこれまでの楽観的なシナリオは変わらないとみられ、売り一巡後は押し目を拾う動きにつながる可能性もある。また、前日の米国市場では、SOX指数は15連騰し、連日最高値を更新した。中東情勢の不透明感で原油価格が再び上昇しているが、半導体関連株は原油高の影響が相対的に小さいセクターだけに、資金の逃避先となることも予想されよう。上値メドは、心理的な節目の60000円や60500円、61000円、下値メドは、心理的な節目の58000円や57000円、56000円、3月18日の高値(55239円)などが挙げられる。

[予想レンジ]
上限59000円-下限58300円

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