■NY株式:米国株式市場は小幅高、ホルムズ海峡正常化期待が高まる
米国株式市場は小幅高。ダウ平均は182.60ドル高50644.28ドル、ナスダックは18.55ポイント安26674.73で取引を終了した。
ダウは終日堅調な値動き。ナスダックは前日終値近辺でのもみ合いが続いた。半導体やAI関連株の一角に利益確定売りが出た一方、中東情勢の緩和が相場の支えとなった。イラン国営放送が、米国との紛争終結に向けた覚書草案に「1カ月以内のホルムズ海峡正常化」などが盛り込まれていると伝えたことで原油相場が大幅下落。景気敏感株などに買いが入り、株式相場を支えた。セクター別では家庭・パーソナル用品が上昇、不動産管理・開発が下落した。
サイバーセキュリティのゼットスケーラー(ZS)は急落。前日に通期の業績見通しを引き上げたものの、メモリーコストの上昇などを背景に慎重な上方修正にとどまったことから失望売りが広がった。サイバー対策関連株としてクラウドストライク・ホールディングス(CRWD)も連れ安した。
台湾積体電路製造(TSM)は上昇。エヌビディア(NVDA)のフアン最高経営責任者(CEO)が27日、台湾に年間約1500億ドルの投資計画を発表し、今後の業績拡大期待が高まった。JPモルガン・チェース(JPM)は下落。ダイモン最高経営責任者(CEO)が、同行が今後数年間で最大200億ドルを企業買収に費やす可能性があると述べた。
ソフトウエア・ソリューションのスノーフレーク(SNOW)は第1四半期決算が市場予想を上回った他、アマゾンとの提携拡大が明らかとなり、時間外取引で急騰している。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:ドルは強含み、米国は暫定和平案に関するイラン報道を否定
27日のニューヨーク市場で米ドル・円は強含み。米国とイランの暫定和平合意に関する非公式の草案内容が報じられたが、米国側がこれを否定したことで米ドルは主要通貨に対して強含み。米ドル・円は、159円25銭まで売られた後、159円58銭まで買われており、159円52銭で取引終了
ユーロ・ドルは、伸び悩み。1.1661ドルから1.1622ドルまで弱含みとなり、1.1628ドルで引けた。ユーロ・円は伸び悩み、185円79銭から185円41銭まで値下がり。ポンド・ドルは弱含み、1.3458ドルから1.3417ドルまで値を下げた。ドル・スイスフランは強含み、0.7844フランから0.7875フランまで値上り。
■NY原油:続落、米国とイランの暫定和平合意案を巡って一時88ドル割れ
27日のNY原油先物7月限は続落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比-5.21ドル(-5.55%)の88.68ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは87.77-93.69ドル。米国とイランの暫定和平合意に関する非公式の草案内容についてイラン国営メディアが報じたが、米国側がこれを否定したことで原油先物の下げ幅は縮小。通常取引終了後の時間外取引では主に89ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 51.10ドル -1.10ドル(-2.10%)
モルガン・スタンレー(MS) 201.61ドル -0.15ドル(-0.07%)
ゴールドマン・サックス(GS)996.47ドル +1.95ドル(+0.19%)
インテル(INTC) 121.77ドル -1.75ドル(-1.41%)
アップル(AAPL) 310.85ドル +2.52ドル(+0.81%)
アルファベット(GOOG) 384.83ドル -0.01ドル(0.00%)
メタ(META) 635.26ドル +22.92ドル(+3.74%)
キャタピラー(CAT) 909.93ドル +1.38ドル(+0.15%)
アルコア(AA) 73.15ドル -1.42ドル(-1.90%)
ウォルマート(WMT) 118.54ドル -0.03ドル(-0.02%)
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