[本日の想定レンジ]
4日のNYダウは874.86ドル高の51561.93ドル、ナスダック総合指数は23.02pt安の26830.96pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比135円高の67775円だった。本日は、5月の米雇用統計の発表を前に様子見姿勢が強まりそうだ。前日は、中東情勢の先行き懸念から利益確定売りが先行し、日経平均は大幅に反落した。ローソク足は陰線を形成した。日経平均は5日移動平均線(67392円)を下回ると押し目を拾う動きが強まり、終値では5日線水準を上回って引けた。しかし、米国とイランの戦争開始前の2月26日の高値(59332円)から3月31日の安値(50558円)の下げ幅(8774円)の倍返し水準である68106円や、5月14日の高値(63799円)から20日の安値(59292円)の下げ幅(4507円)の倍返し水準である68306円を達成したことで目先的な上昇基調は一服する可能性もある。前日の米国市場では、主要株価指数は高安まちまちだった。原油価格の下落を映して過度なインフレ懸念が後退し、シクリカル銘柄中心に買われたものの、市場予想を下回る決算を発表した米半導体大手ブロードコムが急落し、テック株売りにつながった。ただ、ナイトセッションの日経225先物は小反発し、機関投資家などが参考にしている日経225CFDは67500円台としっかりで推移しているため、朝方は前日の大幅安の反動から買い戻しの動きが先行しそうだ。ただ、前日に相場の重しとなったソフトバンクG<9984>の動向は注目される。高値警戒感がくすぶる半導体・人工知能(AI)関連株への売りが続き、ソフトバンクGが続落すれば、投資マインドを萎縮させるかもしれない。一方、円相場が1ドル=160円台へと円安が進行し、政府・日銀による為替介入への警戒感がくすぶるなか、米国では5日、5月の雇用統計が発表される。原油価格の高止まりでインフレ懸念が拭えず、米国で利上げ観測が強まれば、相対的な株式の割高感が意識され、米ハイテク株の下落に連動して日本株にも悪影響が及ぶ可能性がある。このため、雇用統計の結果と米国市場の動きを確認したいとの見方から、全般は様子見姿勢が強まることが想定される。上値メドは、心理的な節目の68000円や69000円、70000円、下値メドは、心理的な節目の67000円や66000円、65000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限68000円-下限67000円
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