6日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米国とイランの和平協議や米国の雇用情勢を見極める展開で、ドルは売り買い交錯の見通し。一方、円買いに振れやすい半面、日本の財政悪化懸念による円売りは根強いだろう。
前日は米国とイランによる和平に向けた協議の進展が期待され、ドル売り先行。この日発表された米経済指標でADP雇用統計は予想外に減少し、ISM非製造業景況指数は予想を下回ったこともドル売りを支援した。ユーロ・ドルは1.1540ドル台を下値に底堅く推移し、ドル・円は157円80銭付近まで上昇後は失速した。本日アジア市場で前日までのドル買戻しは継続し、ドル・円は円売りがサポート。クロス円もそれに追随し下値の堅さが目立つ。
この後の海外市場は中東情勢にらみ。米国とイランが和平合意に達し、地域の不透明感払拭ならドル売り先行。ただ、トランプ米大統領はこれまで態度を一変させるケースが何度もあったため、過度なドル売りは抑制されるだろう。また、今週発表された雇用関連指標は低調だが、明日の雇用統計を見極めるムードでドル売りは限定的となりそうだ。一方、日銀引き締め政策や追加介入への思惑も、高市政権の財政運営をにらみ円売りは根強く、主要通貨は対円で下げづらいだろう。
【今日の欧米市場の予定】
・18:00 欧・ユーロ圏小売売上高(6月) 予想0.1% 前回0.2%
・21:30 米・新規失業保険申請件数(先週) 前回19.7万件
・23:00 米・卸売在庫(6月) 前回0.3%
・28:00 メキシコ・中央銀行が政策金利発表 前回6.50%
・欧・欧州中央銀行(ECB)経済報告
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