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株式会社ランディックス:2027年3月期第1四半期決算 決算説明文字起こし(1)

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ランディックス<2981>

■2027年3月期 第1四半期決算 決算説明会を受けてのFISCOアナリストコメント

・同社のビジネスモデルの基盤は、富裕層・ハイクラスの顧客との関係性(紹介・リピート率は32.9%)と、それによるLTVの高さにあり、一度取引をした顧客と二度、三度と取引(例:1次ニーズ高級住宅→2次ニーズ収益用不動産→3次ニーズ別荘等)を継続することで、在庫回転率が速く、不要な広告宣伝費も不要となり、高い利益率を確保できる。また51.9%がインターネット経由の集客で、かつ自社メディアからのオーガニックな集客に強い点も、高い利益率の維持に直結している。

・2027年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比21.7%増の8,131百万円、営業利益が同38.2%増の1,436百万円となり、四半期ベースで過去最高の売上高、営業利益となった。通期業績予想に対する営業利益の進捗率は44.5%となり、伸び率、進捗率ともに極めて順調な推移している。インフレ、金利高局面においても、コアエリア(東京・城南)における富裕層の購入意欲が引き続き堅調に推移していることを確認できた。また、紹介・リピート率は32.9%で前期の通期水準を上回り、在庫保有期間は3.3カ月と高い回転率となっており、安定的な事業成長の基盤であるストック性も向上している。自社メディアのオーガニック集客向上による広告費の圧縮と自社販売(直接取引)による間接コスト削減効果もあり、営業利益率も向上している。自己資本比率も前期末比3.4pt増の42.5%となり、高い安全性を確保した格好だ。

・2027年3月期も、売上高で前期比21.1%増の28,500百万円、営業利益で同7.6%増の3,230百万円と中期経営計画に沿った増収増益基調を継続する見込み。2025年6月に策定された中期経営計画では、「在庫&景気変動リスクが大きい“フロー型不動産業者”認識からの脱却」という自社の立ち位置が明確され、世界の中の「東京」における、富裕層向け不動産の第一想起企業を目指し、2028年3月期の売上高350億円、経常利益率10%、PER15倍という目標が示された。引き続き、その達成に向けた順調な推移を確認できる。

・売上高のストック的な性質かつ高成長、自己資本比率で約40%という健全な財務体質、高ROEであることを考慮すれば、中計達成時のPER15倍、時価総額で約300億円という計算に違和感はない(現在の時価総額は117億円)。金利高およびコスト高により、不動産の中では業績に変調が見られる企業も散見される中、同社の株価も連れ安となっていたが、耐性が示されたことは反発のきっかけともなりやすい。

・株主還元も注目点となる。2027年3月期の配当予想を56円(前期比+9円)と6年連続の増配とし、株主優待と合算した合計利回りは4%を大きく上回る。また、配当については、累進配当方針である

株式会社ランディックス:2027年3月期第1四半期決算 決算説明文字起こし(2)に続く
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