13日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は大幅続伸、68500円を上回って推移
・ドル・円は切り返し、ドルに買戻し
・値上がり寄与トップはアドバンテスト <6857>、同2位が東京エレクトロン <8035>
■日経平均は大幅続伸、68500円を上回って推移
日経平均は大幅続伸。1085.86円高の68609.92円(出来高概算11億2059万株)で前
場の取引を終えている。
前日12日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は21.58ドル安の53770.27ドル、ナスダックは143.04ポイント高の26588.49で取引を終了した。消費者物価指数(CPI)が低い伸びに留まり、利上げ警戒感の後退に、寄り付き後、上昇。ハイテク企業決算を好感し、ナスダックは終日堅調に推移した。ダウは原油価格の上昇を警戒し終盤にかけ下落に転じ、主要指数は高安まちまちで終了した。
米株式市場の動向を横目に、13日の日経平均は509.11円高の68033.17円と続伸して取引を開始した。寄り付き後は、米CPIの低い伸びを受けた利上げ警戒感の後退やハイテク企業の好決算を背景としたナスダック高の流れを引き継ぎ、指数寄与度の大きい値がさ半導体株に買いが集中した。主要企業の4-6月期決算発表が続いており、引き続き好決算・好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となるなか、電子部品・半導体関連にも買いが広がり、68500円を上回って高値圏で前引けを迎えた。
個別では、アドバンテ<6857>、東エレク<8035>、イビデン<4062>、キオクシアHD<285A>、TDK<6762>、村田製<6981>、ソフトバンクG<9984>、太陽誘電<6976>、京セラ<6971>、レーザーテク<6920>、ディスコ<6146>、フジクラ<5803>、TOPPAN<7911>、住友電<5802>、味の素<2802>などの銘柄が上昇。
一方、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、コナミG<9766>、バンナムHD<7832>、ソニーG<6758>、中外薬<4519>、東京海上<8766>、日東電<6988>、KDDI<9433>、トレンド<4704>、アステラス薬<4503>、ダイキン<6367>、ブリヂストン<5108>、豊田通商<8015>、花王<4452>などの銘柄が下落。
業種別では、電気機器、金属製品、ガラス・土石製品などが上昇した一方で、ゴム製品、保険業、鉱業などが下落した。
後場の日経平均株価は、68000円台後半での堅調な推移が続くかが焦点となろう。米CPIの低い伸びを受けた利上げ警戒感の後退が投資家心理を支えるなか、半導体・AI関連株への買いが指数を大きく押し上げる構図となっている。電子部品株の急伸も相場全体を刺激しており、決算発表が終盤戦を迎えるなか、好業績銘柄への資金流入は後場も続きやすい。一方、ホルムズ海峡を巡る対イラン交渉の難航を背景とした原油価格の上昇は引き続き重荷として意識される。急ピッチの上昇に対する高値警戒感から利益確定売りも出やすく、終盤は上値を抑える場面も想定されよう。
■ドル・円は切り返し、ドルに買戻し
13日午前の東京市場でドル・円は切り返し。前日海外市場で堅調地合いとなり、為替介入への警戒感で朝方から売り先行。ただ、159円48銭から159円24銭まで下落後は、ドルに割安感から買戻しが強まった。ユーロ・ドルは1.1530ドル付近まで上昇後は失速した。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は159円24銭から159円48銭、ユ-ロ・円は183円62銭から183円78銭、ユ-ロ・ドルは1.1520ドルから1.1531ドル。
■後場のチェック銘柄
・コロンビア・ワークス<146A>やハビックス <3895>の5銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはアドバンテスト <6857>、同2位が東京エレクトロン <8035>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・国内企業物価指数(7月):前年比+7.2%、予想+7.3%、前回+7.1%→+7.3%
【要人発言】
・ケント豪準備銀行(RBA)総裁補佐
「政策金利の引き上げは意図した効果を発揮」
「為替レートの上昇が輸入品の国内価格を下げ、インフレ抑制するのに役立っている」
「住宅市場の状況はここ数カ月で著しく軟化」
「インフレに関するリスクの多くは上振れリスク」
「会合で議論は上振れリスクに焦点が当てられた」
<国内>
特になし
<海外>
・15:00 英・GDP速報値(7-9月) 予想1.1% 前回0.9%
・15:00 英・鉱工業生産(6月) 予想0.3% 前回1.0%
・米・リッチモンド連銀総裁が講演
いま読まれてます
記事提供: 
元記事を読む