今週のメルマガは、大阪の寿司店で起きた「ワサビテロ」から一斉に始まった、韓国メディアによる日本批判報道について特集する。はっきり言ってただの嫌がらせである。韓国人は小さい頃から日本人は悪魔のような存在だと埋め込まれているので、自分たちだけに嫌がらせをしたと本気で思い込んでいる。
そして、このワサビテロそのものが自作自演である可能性もある。ワサビテロだと騒いだ韓国人が画像を削除して逃げているのだ。大阪で本当にこぶし大のワサビを提供されたと言うなら、証拠を出せと言いたい。(『2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)』)
※本記事は、『2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)』2016年10月23日号の抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。
韓国経済は通夜状態。韓国はスケープゴートの日本を叩き続ける
ワサビテロがあり得ない「経済的」な理由
ワサビテロがあり得ない理由を、経済的な観点から説明しよう。実は「生本ワサビ」は結構、値段が高いのだ。私が業務用スーパーで「生本ワサビ」の値段を調べたところ、750グラムで1,738円だった。
業務用スーパーでもこれだけの値段なのだから、回らない寿司屋が使うワサビの値段は、これ以上でもおかしくはない。つまり、韓国人だけにこぶし大のワサビを毎回提供するなどということは、経済的にあり得ないのだ。なぜなら、ワサビが高いからだ。韓国人がワサビの値段を知っているかどうかはわからないが、チューブ入りのワサビでない限りは、結構なお値段である。
つまり、こぶし大のワサビを客に提供するのは、かえって赤字になってしまう。それなのに、外国人はワサビ好きが多いという理由でワサビを多く提供していたのは、あくまでも店側のサービスだった。だから、韓国人がワサビテロと騒ぐことの違和感が半端なかったわけだ。大体、「こぶし大のワサビ」と述べている時点で、話を盛っているとしか思えない。
さて、私の主張はこれぐらいにしておく。日本人ならただの嫌がらせだとわかるからだ。でも、私はこのワサビテロの背景に迫りたい。そこに隠されているのは、実は韓国経済の先行き不安なのである。
ワサビテロの報道は経済不安へのガス抜き
朴槿恵大統領の最新の支持率は25%とのこと。過去最低の支持率にあるのはやはり、経済への不安なのである。日々、自分たちの生活が苦しくなっていき、政府批判が強まっていく。だが、今の韓国経済の状況は、朴槿恵大統領ひとりが悪いわけではない。誰がやっても、韓国経済の構造上は危機に陥るしかないからだ。
そんな中、昨年の年末に「日韓慰安婦合意」があった。これ以後、朴槿恵大統領の日本批判はぴたりと収まった。これによって、ニホンガーといえなくなったことで、反日ドーピングが使えなくなった。今まで経済が悪くても、日本の悪口を言っているだけで支持率は高いまま維持できた。だが、反日政策ができなくなると、韓国人の視点は経済不安へと移る。目に見える成果が何一つなければ、批判される。
ロッテ財閥の方も、THAAD配備の場所を提供することで、もう叩けなくなった。今、韓国は新しいガス抜きを探しているわけだが、ノーベル文学賞もボブ・ディラン氏に決まり、コ・ウン氏の受賞はなかった。そこに追い打ちをかけるように、サムスン電子の爆弾スマホが世界中に宣伝された。韓国のイメージは悪くなる一方だ。韓国メディアは何とかしないといけない。そんな時に偶然起きたのが、ワサビテロだったわけだ。
韓国メディアの信念は「韓国人差別だ」と叫んで日本を叩くことなので、これに乗らないはずはなかった。大体、メディアが証拠もないのにSNSの証言だけで、一方的に韓国人の言い分を鵜呑みにしている時点でおかしいのだ。本当にこぶし大のワサビが提供されていたら、客は見ているはずなのである。その時に文句も言わずに後でSNSに上げる時点で、自作自演としか言いようがない。
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