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株を買う時の楽しみの一つ「株主優待」で損をしないために

株主優待をフル活用する元棋士の桐谷さんなどの影響もあり、株を買ったことがないという人でも今や知らない人はいないであろう株主優待。しかし株主優待にも気を付けておかないとなぜか逆に損をしてしまうというケースが多々存在するんです。

株主優待とは、一定数以上の株を持っている株主に対し、企業から送られる優待のこと

自社の株式を権利確定日に保有していた株主に与える優待制度で、必ずしも用意しないといけないものではありませんが、多くの企業で実施しています。

有名なものとしてオリエンタルランド<4661>の「東京ディズニーランド」もしくは「東京ディズニーシー」で使える1dayパスポートや日本マクドナルドホールディングス<2702>の優待食事券などがあります。

実にお得なこちらの株主優待ですが、得するつもりが逆に損をしてしまうというケースもあるので要注意です。

高値掴みには要注意!

まず、確実に理解しておきたいのが、優待には「権利付取引最終日」があるということ。株主として優待を受け取れるかは、権利確定日までに必要な株数をもっているかどうかで決まります。例えば企業のIR情報が書かれているページに、権利確定日が2015年4月末日とあったら「権利付取引最終日」はその3営業日前の27日(月)までというのが一般的です。しかし、これには例外もあるので、企業ごとに情報をしっかりと確認しましょう。

そしてその次の日は「権利落ち日」と言います。権利確定日前であっても権利落ち日以降に株を取得すると優待は貰えません。

この2日間は、とても株価の浮き沈みがありますので要注意です。権利付取引最終日に近づくにつれ、株価は上がり始める傾向があります。一方、権利落ち日は「もう優待貰えるからいいや」と売る人が多いため株価が下がる傾向があります。

そのため、例えば1000円分の優待を貰うために権利付取引最終日間際に高値で株を買ってしまい、権利落ち日に安値で売ると1000円以上損をしてしまうということも十分あり得ます。これを「高値掴み」と言います。買い時、売り時はしっかり考えておかないといけません。

しかし、これを逆手にとって、権利付取引最終日よりずっと前の安い時期に株を購入しておいて、最終日に売るという、優待はもらえないけれど、高い株価のうちに売り切るという作戦もあります。

この2日をしっかりと理解し、優待で得をしたのに、高値掴みで結局損をしてしまった、なんてことのないよう注意しましょう。

 

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