fbpx

神か悪魔か。ベーシックインカム時代の勝ち組と負け組、あなたはどっち?=田中徹郎

ベーシックインカムが「損か得か」は自分次第

そもそもべーシックインカムは、国民が最低限度の生活を送れるようにお金を支給する制度であるが、なかにはこの制度に依存し、自ら努力、研鑽するのを放棄してしまう人も出てくるだろう。

前述のように、そのような人の将来は決して明るくはない。本来なら定職に就き、そこそこ豊かな生活を送っていたはずの家庭が、ベーシックインカムの導入により、かえって貧しくなってしまう事例も出てくるのではないだろうか。

仮にベーシックインカムが財政に対して中立だとすれば、国民全体でみるとソンもトクもない。要はもらったお金をいかにしてうまく使うか、いかにして増やしてゆくかという、いわば国民一人一人の自助努力が求められる制度ではないだろうか。

【関連】ザッカーバーグの「乞食ランチ」あるいはユニバーサル・ベーシックインカムの罠

その点に対する議論や国民の理解なく、制度だけ導入すれば、前述したケースのようにかえって国民を不幸にする可能性もあるだろう。

ベーシックインカムの導入に関しては、小池代表が言うように議論が必要なのは言うまでもないが、なにより制度の趣旨に関する国民の深い理解が求められるのではないだうか。単なる年金の先食いに終わってしまわないように――

【関連】現役40代を“戦場”に放り出す「確定拠出年金」の残酷なメッセージ=持田太市

【関連】いくらで人生逃げ切れる?超少子高齢化社会の「ハッピーリタイヤ」入門=俣野成敏

【関連】本当に幸せ?「アーリーリタイヤ」の理想と現実~ハッピーリタイヤ入門(中)=俣野成敏

【関連】日本国民をマンガで洗脳? 厚労省の「年金ストーリー」に潜む4つの大問題=矢口新

1 2 3 4

本記事はマネーボイスのための書き下ろしです(2017年10月12日)

無料メルマガ好評配信中

一緒に歩もう!小富豪への道

[無料 毎週火曜日+号外あり]
富裕層むけ、富裕層入りを目指す方むけの究極の資産防衛メルマガ!一国だけに資産を集めておくのは危険な時代がやってきました。海外ヘッジファンド、貴金属、不動産からアンティーク・コインまで、金融不安に負けない世界分散ポートフォリオを、経験豊富なファイナンシャル・プランナーが誠意をもってご案内します。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらTwitterでMONEY VOICEをフォロー

ついでに読みたい