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「結婚のコスパ」が気になる恋人同士ほど、もっとお金の話をすべきワケ=川畑明美

お金の使い方は、あなたの人生そのものです。一緒にいるパートナーや家族が同じような価値観を持っていないと、生活するのが苦しくなってしまいます。(『教育貧困にならないために』川畑明美)

プロフィール:川畑明美(かわばた あけみ)
ファイナンシャルプランナー。2人の子どもと夫婦の4人暮らし。子育てをしながらフルタイムで働く傍ら、投資信託の積立投資で2000万円の資産を構築。2013年にファイナンシャルプランナー資格を取得。雑誌を中心に執筆活動を行う一方、積立投資の選び方と積立設定までをマンツーマンで教える家計のコーチング・サービスを展開している。

恋人にはお金がかかる? そう思うのはお互いの価値観の違いかも

お金の使い方は人生そのもの

お金の使い方は、あなたの人生そのものです。

小説『にんじん』を書いたフランス人作家ジュール・ルナール氏は、「金を持たずに済ませることも、金を儲けるのと同じくらいの苦労と価値がある」という言葉を残しています。お金は使うためにあるのですから、それを上手に使うのは、あなた次第なのです。

私個人的には、どちらかと言うと「お金を儲ける」方が好きです。どうしても実現したい「夢」のために、お金が必要になるからです。

ただし、必要以上にガポガポ儲けるのも、少し違う感じはします。やりたいことをやれるだけのお金を稼げるようになって、家族との時間も大切にして、健康な体でいられることが一番重要だと思っています。

なので、一緒にいるパートナーや家族は同じような価値観を持っていないと、生活するのに苦しくなってしまいます。

恋人にお金がかかる!?

パートナーと同じ価値観というは、つまり「何にお金を使いたいのか?」です。これが共通していないと、不満やストレスになります。

こんな記事を見かけました。
※参考:恋人にお金がかかると思ったことは? – マイナビニュース(2018年1月12日配信)

結婚前のお付き合いしている頃は、お互いの価値観を見つめる大事な時間です。記事の中にあった『恋人に「お金がかかる」と、どのようなことに対して思いましたか』という質問の回答を見ていて、その内容よりも回答者の年齢が気になってしまいました。40代後半の方ばかり…。

ご結婚されていて、お付き合いしていた頃の話だったのかもしれませんが、価値観が合わないまま、結婚されているのは少し不幸だと思うのです。

だって、お金の使い方は、あなたの人生そのものなのですから。ふたりが喜んでお金を使えるようでないと、結婚生活が大変なことになってしまいます。

ご結婚されていても、価値観が変わることがありますので、家族でお金の話をしましょうね。お金の話をすることは、あなたとパートナーの生き方を見つけるワクワクしたものなのです!

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教育貧困にならないために』(2018年1月13日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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