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損切り続きでスランプ中の取引は、大きく?小さく?休むも相場? – 矢口新の『トレードセンス養成講座』

あなたの答えは、正解 です!

今回の解答

資金管理に関する問題

日本株トレーダーのあなたはこのところ成績が思わしくなく、直近1ヶ月は損切りばかりが続いています。そんな中、チャートを見ていて「これは大きく値上がりするパターンだ」と確信できる銘柄を発見しました。どうしますか?

正解は・・・
(2)チャンスではあるが損切り続きで調子が悪いので、いつもより小さく買うにとどめる
損切りが続く時というのは、仮にあなたの見方が100%正しいとすれば、相場とのタイミングが合わない時です。

うまく行かない時に焦っては、ますます泥沼にはまります。相場で逆風の時をしのぐには、使う金額を減らし、やられた場合の損失を抑えるのが一番です。

正解は(2)「チャンスではあるが損切り続きで調子が悪いので、いつもより小さく買うにとどめる」となります。

勝負を行う人間はゲンを担ぎます。メジャーリーグで活躍するような、才能や技術がずば抜けているプロ野球選手でも、ゲンを担ぐと言っています。

ましてや、未来を決して読むことができないプロのディーラー達は、酉の市にお参りし、銭洗い弁天に参拝し、カツ丼を食べます。そして、自分が乗っている時に水を差すようなことは、できるだけ避けるようにしています。相場の神様を畏れているのです。

相場を長くやればやるほど、うまく行く時とそうでない時は紙一重だと痛感することが多くなります。私などでも、自分が天才ではないかと思えた時期や瞬間がありましたが、大抵、そう思った時からうまく行かなくなったものです。微妙なタイミングがずれてくるのです。

とはいえ、全体的にいい時には、うまく行かなくても立て直しが効き、辻褄が合うようになってくれます。そのうちに、全体的にだれ始め、そうなると今度は、たまにいいことがあっても続かず、こんなはずではなかったと思うようになります。

相場では、そんな大きな波と小さな波とが組み合わさって、うねりのように動いているのです。

損が続くというのは、相場に乗れてない証しです。今あなたは、「これは大きく値上がりするパターンだ」と確信できる銘柄を見つけたわけですが、では、これまでの損失は、自信がないのに買ってやられた損失なのでしょうか?

もし、そうならば、つまらないことをした報いで、あなたの運は逃げ始めています。ここで、自信を持って買ってみたところで、一度逃がした運はすぐには戻りません。これまでも自信があったのにやられたのなら、今と同じで、今回だけが特別だと思うことは間違いです。

残念ながら、自信の度合いと収益とは比例しないのです。未来に絶対はありません。絶対は絶対にないと言うことさえ、許されないのが未来です。我々ができるのは、現状の延長線上に未来を予測することだけなのです。そのあなたの現状は、芳しくありません。

他の選択肢を見てみます。

(1)「これまでの損失を取り戻す絶好のチャンスなので、勝負を賭けていつもより大きく買う」は、あまりにも素朴です。昨日までの自分と今日の自分を、全くの別人だと考えるのは賢明ではありません。誰でも、勝つと分かっていたなら、大きく買うものです。しかし、誰にも、未来のことは分からないのです。

(3)「今回の取引は見送って値動きだけ観察し、思惑通りの結果になったらトレードを再開する」というのも、考えものです。ここでも未来は読めないので、いつあなたの運が好転するかも分からないのです。本来なら、買って取れていた銘柄を、休んだために取り逃すとすれば、あなたの運のなさは続いています。予想通りに値上がりしたからといって、相場に戻っていいとは限りません。

相場はあなたの運や、思惑とはまったく関係なしに上下しています。あなたが大きく張ったから好転したり、休んだからどうかなったりすることはありません。そんな中で、メリハリをつけるには、扱う金額を増減させるのがいいのです。

乗れていない時に金額を減らすと、案外うまくいったりするものです。しまった、もっと大きく買うべきだったと思いがちですが、半分取り返しただけでも楽になります。そうして、勝ち癖をつけるようにするのです。

うまく行かない時の対処として正解は(2)「チャンスではあるが損切り続きで調子が悪いので、いつもより小さく買うにとどめる」となります。

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