ユーロ/円 落ち着いたのか
先週のレポートでは、ACラインに注目した。堅調な展開に移行するのであれば、右肩上がりのACラインに沿った動きが期待されたからだ。実際には、上値の重たい展開が続き、下値支持線ABラインの方が意識されたのだが、先週末にABラインより上方に大きく上昇した。
次の注目日は2月4日前後である。
A点水準:約123円
今週のポイントは、下げ止まりから落ち着いた動きが続くのかということである。
<あくまでも個人的見解>
ACラインに注目したい。価格の動きを分析すると、先週末の終値水準で買いポジションに転換した。したがって、このまま堅調な展開が続くのであれば、右肩上がりのACラインを意識した動きになっていくことが期待されるからだ。
<トレンドのポイント(長期)>
下落トレンドの上昇局面である。
<あくまで参考売買ポジション(短期)>
現在は、買いポジションに転換した。
売りポジションへの変更は、124円10銭を終値で割り込むことである。
<現在のシナリオ>
下値支持線ABラインが控えている。そして、先週通過した注目日以降も底堅い動きが続いている。したがって、底堅い動きが続くことが期待されよう。
<第2シナリオ>
上値の重たい展開に戻る可能性も残っている。上値抵抗線ACラインは強い上値抵抗線となっている。また、先週末の終値水準でももち合いの範疇を超えていないからである。
豪ドル/円 売り転換と思いきや
先週のレポートでは、BDラインに注目した。堅調な展開を維持することが出来るのであれば、下値支持線BDラインを維持することが必要されたからだ。実際には、C点が位置する時間帯にBDラインを割り込み売り転換と思いきや、週末には大きく切り返し買いポジションとなっている。
次の注目日は2月5日前後である。
A点水準:約84円50銭
B点水準:約77円
D点水準:約80円
今週のポイントは、堅調な展開を維持することが出来るのか否かということである。
<あくまでも個人的見解>
BDラインに注目したい。堅調な展開が維持されるのであれば、右肩上がりのBDラインに沿って推移していくことが求められるからだ。
<トレンドのポイント(長期)>
下落トレンドの上昇局面である。
<あくまで参考売買ポジション(短期)>
現在は、買いポジション。
売りポジションへの変更は、78円10銭を終値で割り込むことである。
<現在のシナリオ>
BDラインを一時は割り込んだのだが、先週末には再びBDラインを超えて来た。よって、底堅い動きが続くことが期待される。つまり、右肩上がりのBDラインに沿って推移することが出来れば、堅調な展開を維持することができるからだ。
<第2シナリオ>
上値が重たくなる可能性は残っている。上値抵抗線ADラインが控えている。また、B点が位置する時間帯以降、横這いとなっているからである。
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