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イエレンFRB議長の予測~ドル高の終わり、エネルギー安の終わり=藤井まり子

2016年は日本株、先進国株、新興国株の「Win-Win」が再構築される

繰り返しになりますが、辛い話ですが、欧州の景気は良くなります。世界経済も良くなります。息を吹き返します。巡り巡って、世界経済は、中国の大幅な失速・減速を穴埋めできるくらいに、今後穏やかに加速してゆくことでしょう。

なんと言っても、今では、新興国群は世界のGDPの60%近くを占めているのです。中国を除いても、新興国群の経済は、合計で、全世界のGDPの46%以上を占めるに至っています。

「全世界のGDPの46%を占める(中国を除く)新興国群」の経済が大底を打ち始めるということは、ものすごい「出来事」なんです。

アメリカFRBも、これでやっと、新興国群の経済や新興国群の債務に遠慮することなく、安心して利上げに着手できることでしょう。

世界経済全体の穏やかな回復に伴って、2016年は、原油をはじめとする資源コモディティー価格が大底を打って安定する年になるでしょう。来るべき2016年は、エポックメーキングな年になるでしょう。

2016年は、原油価格をはじめとする資源コモディティー価格が底を打ち、原油をはじめとする資源コモディティー価格が安定して、実効為替レートでもドル安が巻き起きて、2004年当時のように、再び「新興国株式ブーム」が始まることでしょう。

2016年は、世界の資産クラスは好循環へと入ってゆきます。「日本株」「先進国株」「新興国株」も、「Win-Win」の関係を再構築して、三重らせんのように、上昇してゆくでしょう。

21世紀初頭の「2004年~2007年」の頃のように、2016年の世界経済は、「株価の上昇」と「資源コモディティーの上昇」と「不動産の上昇」といった「Win-Win」の関係を、再構築することに成功すると見ています。

【関連】2016年相場展望~ゴールドマンサックス「強気」の根拠とは=櫻井英明

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藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート』12月11日号より一部抜粋、再構成

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