どんどん馬鹿さ加減が進行するブッシュ一族
ブッシュ・ジュニアはドラ息子の典型だから、パパ・ブッシュのコンプレックスという呪縛から開放されるためにも、不正選挙してもいいから是が非でも大統領をきっちり2期務める動機が彼にはあったんだ。
そして、彼はネオコンといった戦争屋とつるんだエセ自由主義者の餌食になったわけよ。
サダム・フセインは処刑されたけど、本当に処刑されるべきは一体誰よ!?っていう話よね。
こうしてみると、ブッシュ一族はパパ・ブッシュを頂点に、どんどん馬鹿さ加減が進行してゆくんじゃないの?
今のオバマなんていうのも期待はずれだったけど、次の大統領がブッシュ(弟)だなんてことになれば、結局先祖帰りするだけじゃないの? 彼が消えてくれて、僕としてはとても嬉しい。
そして崩壊する米国
今のアメリカはエスタブリッシュメントが基本的に不利である、ということがこれまでとの大きな違いだね。ジェブ・ブッシュも兄貴や母親なんかも応援演説に呼んだみたいだけど、皮肉にこれが敗因になってしまったね。
一般のアメリカ人はエスタブリッシュメントには、いい加減うんざりなんだ。だから、バーニー・サンダース氏がここまで躍進できるわけよ。でも、アメリカ民主党は最終的にはヒラリーで決まるだろうけどね。これがアメリカの病理なんだ。
よく考えて欲しいんだけど、仮にヒラリーが大統領になったとすれば1989年以降、間にオバマという存在があったにせよ、アメリカはブッシュ一家とクリントン一家に牛耳られていることになるわけね。
自由と平等がコンセプトの国家において、これは大いなる矛盾なんじゃないかな? あの北朝鮮とどう違うのかねえ?
つまりこれは覇権国家としてのアメリカは既に賞味期限切れということを現しているんだ。あとは緩やかな崩壊が待っているだけ。これが国家の栄枯盛衰の原理なんだろうね。合掌。
『インターネット政党が日本を変える!』(2016年2月25日号)より
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「あなたにとってハッピーな世の中とは、どのようなものですか?」驚かせてすみません。私は不破利晴と申します。私は、元駐レバノン特命全権大使・天木直人氏と共に、「インターネット政党」の成功に向けて活動しています。インターネット政党『新党憲法9条』のWebサイトをつくり、日々の運用管理をしています。想像して欲しいことがあります。→「毎日働き詰めで辛くありませんか?」→「生きることに目的を見失って辛くありませんか?」→「あなたにとってハッピーな世の中とは、どのようなものですか?」インターネット政党の主役は「あなた」です。