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今後の上昇はあくまで中間反騰、主力は売り方の「踏み上げ相場」に=山崎和邦

(6)大阪のNさんよりの便り(2日、11時23分着信)

簡明に市況解説・洞察しておられるし筆者と概ね同意見であるから原文のまま掲載する。

山崎先生
日経平均は先週末から25日線を突きながら跳ね返されて来ましたが、NYダウの伸びに押し上げられて窓を開けて2日に25日線を跨ぎました。

図5 NYダウは日経平均に先行して75日線水準を回復

図5 NYダウは日経平均に先行して75日線水準を回復

原油は多少乱高下気味ですが、産油国同志の会合が増え、30ドル台前半の動きをしている以上、売り方も売り切れない感じになって来たように思います。

昨年末の米の利上げ直後に「利上げ後3か月はドル安円高」のアノマリーが優勢になりそう、とお伝えしましたが、その期間も残り2週間足らず。今月中旬の日銀会合、FOMCの前後にははっきりした形で流れが変わっているのではないでしょうか?

それと、昨年8月の上海急落から半年を超えて7か月、日柄的にもまずまずのタイミングに来ていると見ています。

目先の目標は先週の週報にあった17,900~18,000円で間違いないと思います。この辺りには75日線もありますし、25日ボリンジャーバンドの+2σもあります。

図6 日経平均とボリンジャーバンド

図6 日経平均とボリンジャーバンド

今週末の米雇用統計から中旬のFOMCまで若干神経質な動きになる可能性もありますが、買い時、買い足しを探る姿勢で見て行きたいと考えています。

Next: 過去30日間、日本株の変動率は年率約-45%で世界最大であるが…

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