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新型コロナ、日本人の「思いやりの限界」映し出す。フィリピンの小型機墜落に心ない声

フィリピン・マニラのニノイ・アキノ国際空港で29日夜、羽田空港行きの格安航空会社(LCC)の小型チャーター機が離陸に失敗し、滑走路上で炎上。乗っていたパイロットのほか、医師や看護師、患者ら8人全員が死亡したことを産経新聞時事通信朝日新聞NHKなどが報じた。死亡したのはアメリカ人とカナダ人がそれぞれ1人、フィリピン人が6人だったと伝えられている。

朝日新聞は、搭乗者は日本での医療救助を必要としていたカナダ人とその付き添いのアメリカ人などであったこと、記者らが空港当局に「カナダ人の乗客は新型ウイルスの患者か」と質問したが、「不明だ」という回答だったことを報道。フィリピンでは3月に入り、新型コロナウイルスの感染者が急増していたということだ。

この報道について、ネットでは「新型コロナの患者を搬送しようとしたのだろう」という見方から、「日本でコロナ治療のためとか。これって入国できんの?こんなん許してたら東京の感染者爆発する」、「新規受け入れが不可だから日本で治療ってどういうこと??こんな状況だけどありなの…」、「今の東京に外国人のコロナ患者を受け入れる余裕はあるの?」などと疑問の声があがっている。

また、「この週末東京の感染者数も最大を更新し首都圏の人が外出自粛してた中でチャーター機医師同伴で治療にやってくる外国人がいるという事実、命の値札を可視化されたみたいで心に来ますね」(原文ママ)、「日本は医療先進国だから、海外の富裕層は日本の病院へ行こうとか考えそうですよね」、「外国人の金持ちがチャーター機で日本に入院する為に来日しているのかもしれません」と、病床にあぶれた国の富裕層が入国制限の甘い日本での治療を求めて来日している(する)のではないかという疑念も聞こえてくる。

カナダ人の患者が新型コロナウイルスの感染者であったかどうかは今後明らかになるだろうが、どこの国の人にせよ、医療救助を必要とし、必死の思いで治療を求める患者を疎ましく感じてしまう人がいるという現実を生む新型コロナウイルスに、改めて脅威を感じてしまう。

日に日に数を増す感染者に、長期化する自粛で、人々の心が荒んでいかないことを願うばかりだ。

Next: 新型コロナは、病気の人を思いやる心まで奪っていくのだろうか…

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