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イージス・アショア断念は日本市場崩壊への備え? 安倍政権を脅す世界政府、次の狙いとは

「イージス・アショア配備計画」を突然、断念した理由

さて、日本の安倍政権はどうでしょう?

安倍政権は、世界支配層のグローバル・ガバナンスが求めている「透明性」とは、およそかけ離れた「隠蔽と嘘の百貨店」です。政権政党としては、もはや機能しておらず、世界中の指導者から村八分にされており、外交もできない有様。

代わりに、世界支配層の目に留まったのが小池百合子であることは、前回の配信号で述べました。

世界支配層が欲しいのは、経済崩壊後の東京都です。「彼ら」が乗り込んできて、東京をアジアの金融ハブにする計画の成否を握っているのが小池百合子というわけです。

しかし、彼女の力量では「ポスト安倍」の大任を果たせそうもなく、下手をすると東京都を破壊してしまう恐れさえ出てきました。

7月5日の投開票日まで1週間を切った現在でも、コロナの恐怖によって、いまいち盛り上がりに欠ける選挙戦となっています。

日本の運命は、東京都民の良識に任せられることになりますが、御用政治評論家たちの下馬評を覆す結果が出ることを期待しましょう。

いっぽう、前法相の河井克行と妻の案里が公職選挙法違反容疑で東京地検特捜部に逮捕されると、不適切な金を夫婦からもらったとして地検にリストアップされている政治家たちのうちの何人かが、ポロリポロリと名乗りを上げて辞職するという事態に発展しています。

東京地検は、金を受け取った側をあえて立件しない方針を明らかにしていますが、首謀者である安倍官邸の人々にとっては、かえって真綿で首を絞められるような地獄を味わう羽目になっているようです。

東京地検特捜部の巧妙な心理作戦の前に、これからも金を受け取ったことを認める政治家が出てくるでしょう。

明らかに、世界支配層のシナリオに逆らう安倍晋三は「許さん!」ということになっている様子で、「解散総選挙は神のみぞ知る」などと悠長なことを言っていると、私の脳裏には「病死に見せかけた暗殺」の二文字さえ浮かんでくるのです。

なにより、「グレート・リセット」にはスケジュールがあるのです。

私の興味・関心をひいているのは、安倍内閣の行方ではありません。彼らの運命は、もう決まっているからです。

それより、安倍内閣が、突然迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア配備計画」の断念を言い出したことに違和感を感じています。

自主防衛は、安倍首相の悲願だったはず。

配備予定だった山口県および秋田県を訪れて謝罪する河野防衛大臣の目に、うっすら涙さえ浮かんでいるのを見ると、この国で尋常ではない「何か」が進行していると考えないわけにはいかなくなるのです。

「いった何が起こっている?」

かねてから言われていたように、沖縄大浦湾の想定を上回る地盤沈下によって、最悪、辺野古の新基地建設計画がとん挫する可能性が出てきました。

トランプは、政権発足時から沖縄からの米軍撤収を仄めかしており、仮に、11月の米大統領選でトランプが敗北し、民主党が勝ったとしても、かえって民主党の親中国路線がむき出しになるだけです。

いずれにしても、中国の核弾頭ミサイルに加えて、金正恩が廃人同然になった今、狂気の妹、金与正による独裁政権が確立すれば、北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の脅威の前に日本が裸同然の状態で投げ出されることになるのです。

「イージス・アショア配備計画」は7,000億円の高い買い物と批判されていましたが、当然、7,000億円で済むはずがなく、予算は総額不明の青天井になると言われてきました。

それを急遽断念した背景には、何か強大なイベントが待ち構えていると見るべきなのです。

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