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どうしたTwitter? ユーザー爆増1.86億人突破でも売上が苦しいワケ=シバタナオキ

売上・営業利益

このグラフは、Twitterの2020年4月-6月の四半期売上の前年同期比較のグラフです。

今四半期の売上高は$683M(約683億円)で前年同期比較で▲19%のマイナスとなりました。売上の多くを占める広告売上は$562M(約562億円)で前年同期の$727M(約727億円)から▲22.5%のマイナスとなっています。

これは、コロナによって業績が低迷している広告主が広告費用を削減した影響を受けたことによります。

このグラフは、Twitterの2020年4月-6月の四半期営業利益の前年同期比較のグラフです。

前年同期の四半期営業利益は$76M(約7,600万円)で9%の営業利益率でしたが、この四半期営業利益は、-$124M(▲約1.24億)で、営業利益は18%のマイナスとなりました。

地域別の売上を見てみると、アメリカの四半期売上は前年同期の$386M(約386億円)から今四半期は$319M(約319億円)と約18%のマイナスになっています。アメリカ以外の地域の売上は前年同期の$455M(約455億円)から今四半期は$365M(約365億円)と約20%の売上減となっています。

アメリカ以外の地域でもほぼ同様の売上下落率となっているのは、世界的に広告ビジネスがコロナウイルスの影響を受けていると言えるでしょう。

Next: 広告需要が戻れば、売上もmDAUに比例して爆増する

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