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ドル円に新展開?転換点は105円90銭〜今週の各通貨ペアチャート分析=川口一晃

ポンド/円 上値を抑えられる

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<先週の動き>
上値抵抗線であったABラインを越えて堅調な展開を見せていたポンド円だが、B点が位置する時間帯を通過した直後より下落に転じている。しかも、上値抵抗線AEラインが効いている。
次の注目日は10月28日前後である。

A点水準:約142円40銭
B点水準:約132円
C点水準:約125円

<今週のポイント>
先週末にC点が位置する時間帯に到達した。したがって、C点が位置する時間帯が変化日となり、新しい流れが出るのか否かがポイントになる。
堅調な展開に移行するのであれば、右肩下がりで上値抵抗線となっているAEラインを越えていくことが求められる。逆に、AEラインを越えることが出来ないかぎり、上値の重たい展開が続くことになる。

<現在の相場状況>(基本のポジションとロスカットを含めた転換価格を提示)
上昇トレンドの下落局面である。上昇局面への転換価格(買いシグナル及びロスカット)は、終値で137円30銭を越えることである。

<今週のメインシナリオ>
上値の重たい展開となっている。上述したように、B点が位置する時間帯より下落に転じている。また、AEラインが上値抵抗線として効いているからだ。この場合、135円を割り込み、BEラインを試す可能性も出てこよう。

<サブシナリオ>
再び堅調な展開に移行する可能性も残っている。先週末にC点が位置する時間帯に到達した。しかも、同事線が出現している。したがって、週明けに新しい動きが出る可能性がある。この場合、AEラインを越えて138円台に乗せてくることが考えられる。

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※本記事は『☆ペンタゴンチャート分析<為替編>』(2020年10月18日号)の一部抜粋です。興味を持たれた方はぜひこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

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image by:Elle Aon / Shutterstock.com
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