18日の香港市場は3日続伸。主要90銘柄で構成されるハンセン指数が前日比156.88ポイント(0.61%)高の26025.42ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が8.77ポイント(0.10%)高の8835.50ポイントで引けた。
米株式市場でハイテク株が上昇した流れを受け、投資家心理は改善した。一方で、朝方は方向感に欠ける場面もあり、前日までの上昇を受けた持ち高調整の売りが意識されやすく、上値の重さも見られた。もっとも、中国本土系のテック株や金融株の一角に買いが入り、相場を下支えした。米株高を背景としたリスク選好の回復に加え、中国景気への過度な警戒感の後退も支えとなり、指数は引けにかけて堅調に推移した。
ハンセン指数の構成銘柄では、ハイテクおよび教育関連に買いが集まった。中通快逓(2057/HK)が7.4%高、新東方教育(9901/HK)が5.2%高、阿里巴巴(9988/HK)が2.3%高、百度(9888/HK)が2.2%高と上昇が目立ったほか、中国生物製薬(1177/HK)が3.3%高と医薬品も堅調だった。政策支援期待や業績改善観測が背景にあり、内需関連の一角には押し目買いが継続した。
半面、自動車および不動産株に売りが目立った。理想汽車(2015/HK)が6.2%安、吉利汽車(0175/HK)が3.7%安、龍湖集団(0960/HK)が3.8%安、恒安国際(1044/HK)が3.2%安と下落が広がった。電動車需要の減速懸念や中国不動産市況の回復遅れが重荷となり、個人消費関連も含めて幅広く利益確定売りが優勢となった。
また、エネルギー・金融も軟調で、中国海洋石油(0883/HK)が1.7%安、中国聯通(0762/HK)が1.2%安、招商銀行(3968/HK)が1.3%安、華潤置地(1109/HK)が2.0%安と下げた。
中国本土市場は5日ぶり反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.32%高の4062.98ポイントで取引を終了した。
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