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中東紛争終結期待や米半導体企業の好決算を背景に買われ史上最高値【クロージング】

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7日の日経平均は大幅続伸。3320.72円高の62833.84円(出来高概算33億5000万株)と4月27日に記録した史上最高値(60537.36円)を4営業日ぶりに更新して取引を終えた。なお、上げ幅は歴代最大となった。米国とイランの戦闘終結への期待から上伸した前日の米国市場の流れが波及したほか、好決算を発表した米半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が急伸したこともあり、東京市場は半導体・人工知能(AI)関連株中心に買われたほか、ヘッジファンドなどの海外短期筋の先物買いもあり、日経平均は取引開始直後に初めて61000円台に乗せ、午前9時半過ぎには62000円台をも上回った。その後も投資家の買い意欲は衰えず、後場中頃には63091.14円まで上値を伸ばした。

東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄が1200に迫り、全体の7割超を占めた。セクター別では、鉱業、石油石炭、輸送用機器を除く30業種が上昇し、非鉄金属、金属製品、情報通信、電気機器の上昇が際立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>が堅調で、この4銘柄で日経平均を約1923円押し上げた。半面、中外薬<4519>、三井物<8031>、KDDI<9433>、丸紅<8002>が軟調だった。

前日の米国市場は、米国とイランが合意に近づいているとの海外メディア報道からリスクオンの動きが加速し、主要株価指数がそろって上昇。S&P500種指数、ナスダック総合指数やSOX指数がそろって史上最高値を更新した流れを受け、東京市場でも値がさハイテク株中心に値を上げる銘柄が目立ち、日経平均の上げ幅は一時3500円を超えた。海外短期筋の先物買いが断続的に入ったことも相場を大きく押し上げる要因になったようだ。

中東地政学リスクの後退などから日経平均は大幅に続伸した。11日の週が本番とはいえ、現状の肌感覚では、決算発表した企業のガイダンスが全体的に過度に弱気に傾いている印象はない点もリスクオンに流れやすい要因に繋がっているだろう。ただ、週末要因に加え、8日には多くの主力企業の決算発表が予定されている他、半導体・AI関連株は上昇スピードが速いだけに、短期的な相場の過熱感を指摘する投資家も多く、追加の手がかり材料がなければ、利食い売りをこなしながらの値固め的な展開を想定しておきたい。

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