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いったんTOPIX型にシフトする可能性

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 28日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、次第にこう着感が強まりそうである。27日の米国市場はNYダウが182ドル高、ナスダックは18ポイント高だった。イラン国営放送が、米国との紛争終結に向けた覚書草案に「1カ月以内のホルムズ海峡正常化」などが盛り込まれていると伝えたことで原油相場が大幅下落。景気敏感株などに買いが入り、株式相場を支えた。一方で、半導体やAI関連株の一角に利益確定売りが出た。シカゴ日経225先物は大阪比175円高の65195円。円相場は1ドル=159円40銭台で推移している。

 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から買いが先行することになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時64760円まで売られる場面もみられたが、終盤にかけての切り返しで上昇に転じており、日中比230円高の65250円で終えた。米国市場の流れから指数インパクトの大きい半導体やAI関連株は利食いが意識されやすいと考えられ、TOPIX型にシフトする可能性はありそうだ。

 また、イラン情勢を巡り、イラン国営放送が伝えた内容については、ホワイトハウスは否定しているため、楽観は禁物である。とはいえ、原油先物価格が1バレル=90ドル台を下回ってきたこともあり、原材料高の影響から調整が続いている景気敏感株などへは買い戻しの動きが期待されそうだ。足もとで半導体やAI関連株への物色が強まるなかで、NT倍率(日経平均株価÷TOPIX)の上昇が続いていたこともあり、ソフトバンクG<9984>辺りが上げ一服をみせてくるようだと、TOPIX型への資金シフトが起きそうだ。

 昨日の日経平均株価は66428円まで上昇した後はソフトバンクGが軟化した影響もあって利益確定の売りが強まり、65000円を割り込んで終えた。ボリンジャーバンドの+2σ(65363円)辺りでの攻防が意識されそうだが、65000円を下回る局面では押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。調整が強まる局面においては、売り一巡後のリバウンド狙いに向かわせよう。

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