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データアプリ Research Memo(4):ソフトウェア事業はサブスクリプション型へ戦略的シフト(2)

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■データ・アプリケーション<3848>の事業概要

3. システムインテグレーション事業
システムインテグレーション事業は子会社のDTCが、EDI・EAIを基軸としたビジネスインフラソリューションやシステムインテグレーションを展開している。かねてより同社のビジネス・パートナーとして「ACMS Apex」等の導入支援を通じて連携を深めてきた。今後は「ACMS Cloud」の運用開始に伴ってDTCが運用監視を担当する。さらにDTCが持つEDIを含む業務システム連携の知見に加え、AWS(Amazon Web Services)をはじめとするクラウドインフラの活用や、相互の顧客基盤を生かしたソリューション提案を通じて、より柔軟かつ拡張性の高い事業展開を推進する。

4. AI関連事業
AI関連事業は、WEELが生成AIを活用したシステム受託開発・コンサルティング及びAIメディア運営を、メロンが時系列解析技術やそれを組み合わせた大規模言語モデルに強みを有し同技術を用いた、データ活用・分析に関連するAI開発やソフトウェア開発を展開している。

WEELは様々な業種・業務に生成AIを導入したことで培った豊富な経験を生かし、顧客の具体的な課題にフィットする柔軟なAIソリューションを提供している。またWeb上でシステム同士がデータをやり取りするためのハブである、Web APIにおける設定を効率化できる対話アシスタントを開発中である。今後はWEELの技術と同社の「ACMS Apex」「ACMS Cloud」「RACCOON」等の連携により、製品・サービスの機能・価値向上や事業領域の拡大・開拓を推進する。

メロンは、時系列解析技術(時間とともに変化するデータから重要な特徴や異常を発見するほか、将来を予測する技術)や、LLM(大規模言語モデル:膨大なテキストデータを処理することで人間の言語を理解及び生成できるAIシステム)に強みを持ち、多数の特許を取得している。2025年8月には、販売・発注・生産業務をAIが一気通貫で最適化する新需要予測システム「KISS」をリリースした。また、障害予兆をAIで検知する高精度モデルの開発も推進している。今後は「ACMS Cloud」をはじめとする同社製品にメロンの時系列解析技術やLLMを活用することで、高度な異常検知など他社との差別化・優位性を確保し、製品・サービスの機能・価値向上や事業領域の拡大・開拓を推進する。

事業環境は良好

5. リスク要因と課題・対策
情報サービス産業における一般的なリスク要因としては、景気変動等による企業のDX投資抑制、競合激化、製品の致命的不具合(バグ)発生、製品の陳腐化や技術革新への対応遅れ、販売パートナーとの関係、法的規制などがある。このうち企業のDX投資については、一時的な抑制・停滞が発生しても、中長期的には高水準に推移することが予想される。また同社は企業間データ連携を軸に、分散化が進む企業内外のシステムを統合的に最適化するソリューションを提供しており、今後もクラウド活用やデータ利活用の高度化に伴って関連市場の拡大が予想される。これらの状況を勘案すれば同社を取り巻く事業環境は良好と言えるだろう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)
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