18日の日本株市場は、米国市場の流れから利食い先行の相場展開が見込まれるなかで、売り一巡後は半導体やAI関連株の底堅さを見極めながらの押し目狙いの相場展開になりそうだ。17日の米国市場はNYダウが272ドル安、ナスダックは84ポイント安だった。米国とイランが戦闘終結に向けた覚書で定めた60日間の交渉期限が過ぎ、戦闘終結に向けた不透明感から原油先物価格の上昇が重荷になった。シカゴ日経225先物は大阪比205円安の69085円。円相場は1ドル=159円30銭台で推移。
日経平均株価は、シカゴ先物にサヤ寄せする形で、売りが先行して始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで米国市場の取引開始後に69560円まで買われた後に終盤にかけて軟化し、68890円まで売られる場面もみられた。ただ、引き続きボリンジャーバンドの+1σ(68100円)と+2σ(70240円)とのレンジ内での推移が意識されやすく、69000円割れの水準では押し目待ち狙いのスタンスに向かわせそうだ。
また、米国では主要な株価指数は下落しているが、フィラデルフィア半導体(SOX)指数は上昇した。米政府はアップルに対して中国製半導体メモリーを購入しないでほしいとの考えが報じられるなか、マイクロン・テクノロジーやサンディスクなどの強い値動きが目立っていた。この流れからキオクシアHD<285A>のほか、指数インパクトの大きい東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>の動向をにらみながらの相場展開になりそうだ。売り先行後に底堅さが目立ってくるようだと、先物主導で上へのバイアスが強まる可能性はありそうだ。
一方で、先物市場では69560円まで買われる場面もみられたが、目先的にはSQ値となる69702円辺りが心理的な抵抗として意識されそうである。そのため、同水準に接近する局面では戻り待ち狙いの売りが入りやすくなりそうだ。物色としては半導体やAI関連株の押し目狙いのほか、中東情勢を巡る不透明感から資源株のほか、防衛関連の一角にも資金が向かいやすくなりそうである。
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