8日の日本株市場は、前日の大幅な上昇に対する反動が意識されるなかで、半導体やAI関連株にらみの相場展開になりそうだ。7日の米国市場はレイバー・デー(労働者の日)の祝日で休場だった。海外勢のフローは限られるほか、欧州市場も手掛かり難から小動きだったこともあり、こう着感の強い相場展開になりそうだ。積極的な売買は手控えられやすいなかで、半導体株などの底堅さを見極めての押し目狙いのスタンスになりそうだ。日経225先物のナイトセッションは日中比420円安の66070円。円相場は1ドル=154円00銭台で推移。
日経平均株価は、前日の大幅上昇に対する反動安が意識されそうだ。日経225先物はナイトセッションで開始直後につけた66450円を高値に売られており、一時65860円まで下落幅を広げていた。ただ、その後は66000円を挟んだ狭いレンジでの推移をみせていたこともあり、売り一巡後の底堅さを見極めることになりそうだ。前日の日経平均株価は一時66668円まで上げ幅を広げ、足もとで抵抗線として機能している75日線(66798円)に接近する場面もみられた。本日は売りが先行することになりそうだが、25日線(66149円)辺りでの底堅さを見極めたい。
前日の反動安を想定しつつも、強い値動きが目立っていたアドバンテスト<6857>やキオクシアHD<285A>、東京エレクトロン<8035>、ソフトバンクG<9984>などの底堅さがみられてくるようだと、先物市場においても上へのバイアスを強めてくる可能性がありそうだ。また、為替市場では円相場が1ドル=154円台前半と円高に振れて推移している。輸出関連などの物色は手掛けにくくさせると考えられ、TOPIX型の重荷になるだろう。相対的に日経平均型優位の展開が想定されやすく、引き続き指数インパクトの大きい半導体やAI関連株に関心が集まりやすいとみられる。
また、本日の海外勢のフローは限られるとみられ、こう着ながらも底堅さが意識されてくるようだと、個人主体の資金は中小型株にシフトする可能性はありそうだ。一方で、日経平均株価は25日線を明確に割り込んでくると、ボリンジャーバンドの-1σ(64797円)水準が射程に入ってくる。その局面では先物主導で売り仕掛け的な動きをみせてくる可能性があるため、売り一巡後の買い戻しを狙った押し目拾いのスタンスに向かわせよう。
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