ユーロ/円 正念場を迎える
<先週の動き>
ペンタゴンのど真ん中の時間帯より上昇に転じている。特に、先週末にかけては右肩下がりの上値抵抗線BEラインを越えて取引を終えている。
次の注目日は4月7日前後である。
A点水準:約128円
B点水準:約131円
C点水準:約126円50銭
<今週のポイント>
BEラインに注目したい。堅調な展開を維持するのであれば、右肩下がりの上値抵抗線BEラインを越えていくことが求められるからだ。逆に、BEラインに沿って推移することになると、ダブルトップ形成の可能性も出てくることに注意をしなくてはならない。
D点にも注目したい。週央にD点が位置する時間帯を通過する。したがって、新しい流れが出てくるのか否かがポイントになるからだ。
<現在の相場状況>
(基本のポジションとロスカットを含めた転換価格を提示)
上昇トレンドの上昇局面である。下落局面への転換価格(売りシグナル及びロスカット)は、終値で128円95銭を割り込むことである。
<今週のメインシナリオ>
堅調な展開を維持している。B点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯より上昇に転じている。また、中心点であるC点の上方を通過したことで、下値は限定的と考えることが出来る。そして、上値抵抗線BEラインを越えてきたからだ。この場合、131円台に乗せていくことが考えられる。
<サブシナリオ>
上値の重たい展開に移行する可能性はある。D点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。また、ダブルトップを形成することが懸念されるからだ。この場合、128円を試す動きになっていこう。
豪ドル/円 煮詰まってきた
<先週の動き>
D点が位置する時間帯より上昇に転じた豪ドル円は再び上値の節目であるBEラインに到達した。しかし、BEラインの下方で同事線が頻発している状態となっている。
次の注目日は4月14日前後
B点水準:約84円50銭
C点水準:約79円75銭
<今週のポイント>
BEラインに注目したい。堅調な展開に維持するのであれば、上値節目であるBEラインを越えていくことが必要になるからだ。BEラインを超えることができれば、強気が広がることになる。
CEラインにも注目したい。BEラインを越えることが出来ないでいると上値の重たい展開に移行し、右肩上がりの下値支持線CEラインを割り込むことが考えられる。そうなれば、弱気が広がることになる。
<現在の相場状況>
(基本のポジションとロスカットを含めた転換価格を提示)
上昇トレンドの上昇局面である。下落局面への転換価格(売りシグナル及びロスカット)は、終値で83円40銭を割り込むことである。
<今週のメインシナリオ>
堅調な展開が続いている。D点が位置する時間帯より上昇に転じている。また、下値支持線CEラインの上方を推移しているからだ。この場合、85円台に乗せていくことになろう。
<サブシナリオ>
上値の重たい展開に移行する可能性はある。BEラインが上値抵抗線として存在している。また、BEラインを超えたとしても、すぐ真上には右肩下がりのAEラインが上値抵抗線として控えているからだ。この場合、82円を試すことが考えられる。
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