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大阪人も笑えぬ「吉村新喜劇」あの雨ガッパ20万着が倉庫の肥やしに。感染者激増でテレビ出まくり吉村知事に批判殺到

昨年4月に大阪市が広く市民に呼び掛けていた、医療用防護服代わりとなる「雨ガッパ」の供出。これがほとんど役立っていなかったという報道が、大きな話題となっている。

4月6日に配信された「週刊女性PRIME」の記事によると、大阪市が上記のような呼びかけをしているのとほぼ同じタイミングで、大阪府が21万6,700着ものレインポンチョを1,981万8,150円(税込)で購入。松井市長の会見時には、すでに購入の目処がたっていたという。

大阪市による呼びかけで集まった雨ガッパの数は、実に約36万着にものぼったといい、当時は検品により市職員は大わらわだった模様。ところが供出された雨ガッパのうち、医療機関に渡ったのはその一部にすぎず、それ以外の学校など避難所となる場所などに配布。そこでは通常通り雨具として使われるケースもあったという。

いっぽうで、大阪府が購入した約21万着のレインポンチョだが、こちらも医療機関に配布したのは1万枚ほどで、残りの20万着以上は死蔵されている状態だという。

昨年4月当時といえば、コロナ感染者の急増で医療現場が混乱をきたし、さらに医療用防護服など必要不可欠な物資の不足も叫ばれていた時期。それだけに、そのような呼びかけに至ったのは理解できなくもなく、またその大部分が余ってしまったのも、医療用防護服の在庫が想像以上に早く安定しはじめたのが大きく、これも多少は仕方がないところ。

とはいえ、大阪府と大阪市を含めた雨ガッパの大量在庫発生は、呼びかける前に府と市の間で相談すれば防げた可能性が高く、その無計画ぶりやチグハグさを批判する声がネット上では多くあがっている。

ドタバタ吉村新喜劇に「むしろ悲劇」との声

4月7日には過去最高となる878人のコロナ感染が確認された大阪。感染者数の激増に応ずるように、ともに吉村知事・松井市長による過去の「コロナ失政」が改めてクローズアップされており、最近ではそのドタバタ・迷走ぶりを吉本ならぬ「吉村新喜劇」と呼ぶのも定着しつつあるようだ。

そんな「吉村新喜劇」の最たる例といえば、なんといっても吉村知事による「イソジンでコロナに打ち勝てる」との大ボケ発言が、大阪府民のみならず日本全国から批判を受けた、昨年8月の件を思い返されるが、最近でもかなり酷いケースがあるという。それが大阪市で結成された、飲食店への「見回り隊」だ。

大阪府と市の職員40~50人で構成される見回り隊は、大阪市内の飲食店を訪問調査し、コロナ対策が万全かどうかを監視するために結成。しかし、当初から「これが現実的に機能するとは思えない」という疑念が多くの市民から指摘され、さらには「府や市の“やってる感”をアピールするためのものだ」という厳しい意見も。そんな最中、ノーマスクで4人以上の会食をしていた大阪府職員3人がコロナに感染したことが発覚し、「監視する側がどないやねん」というツッコミを受ける事態となってしまった。

そして今回の「雨ガッパ」だが、ネット上からはさっそく「府市合わせ」「まさに二重行政」といった声があがるなど、もはや維新の政策は何らかの「オチ」ありきなのか、といった空気も。とはいえ、さすがの大阪人も全員がお笑い好きというワケではなく、「笑えない」「新喜劇じゃなくて悲劇」といった声も、一部からはあがっている状況だ。

テレビに出まくる吉村知事「食べれマスク」に府民が絶句

先述の見回り隊に関しても「パフォーマンス」との批判が噴出したが、それと同様に最近やり玉にあがっているのが、吉村知事がこのところテレビに出まくっているという件だ。

大阪府内の感染者が激増する4月以降、その出演頻度はさらに高くなっているとの声もあり、6日に在阪局の報道番組に出演した際には、マスク会食のためのアイテム「食べれマスク」を自ら着用するところを披露。視聴者からは「絶句」「このおチャラけぶり」「某環境大臣と被る」との批判的意見が相次いだ。

感染拡大防止のために、自ら府民や市民に呼びかけているといえば聞こえは良いが、それにしても異常なほどに多いテレビ出演。これが、高齢者をはじめとしたテレビが主な情報源となっている層へのアピール、といった見方をする向きはかなり多い。要は、感染者が増えるごとにテレビに登場し、コロナに立ち向かう知事としてヒーロー扱いされることで、維新の支持率があがるという寸法だ。

そういった思いもあるからか、昨月末に立憲民主党の枝野代表からコロナ感染拡大への対応を批判された際には、自身が出演した番組内で「コロナをうまく政治利用している」と猛反論する一幕も。この吉村知事の発言に対して、ネットからは「お前が言うな」との声が殺到するという、これまた新喜劇ばりのボケとツッコミが展開される事態となった。

吉村知事らによる、こういった「コロナの政治利用」とも指摘されかねないパフォーマンスの数々だが、その視線の先にあるのは、直近では維新推薦候補が出馬する兵庫県知事選、さらに次の衆院選なのは明らか。となると大阪府民をはじめとした関西の人たちは当分の間、この「吉村新喜劇」に付き合わされることになりそうだ。

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