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二階氏「五輪中止も選択肢」発言は“菅おろし”の布石か。海外メディアも大きく報道=今市太郎

なぜ唐突に「東京五輪中止」を示唆?見方は様々

この唐突な発言に関しては、実に様々な見方が広がっているようです。

<「いつものボケ発言」との説>

まずは1つ目の見方。二階氏はすでにまだらボケの状態で、まともな時間とボケまくりの時間が交錯しているなどと噂されています。その二階氏が、うっかり個人的な思いを立場を無視してそのまま口走ってしまったのではないかという説です。

年初には、「国会で開催促進の決議をしてもいいくらい」などと鼻息の荒い発言も飛び出していました。

そんなわけですから宗旨替えもいいところで、「Go Toトラベル」でも強引にキャンペーンを進めた二階氏が、こうした発言を開催まであと100日というタイミングに行っているわけです。

これがボケた時間の発言だったとしても、それをそのまま釈明の理由には一切できない状況に陥ったことは間違いありません。

<「開催できなかった場合の保険」との説>

また、正気の沙汰として発言したのであれば、もはや開催が無理であることの保険の意味で、このタイミングに公開した可能性もあります。

さらに邪推すれば、米国から日米首脳会談の際に「開催が不可能」といった話が出てくるのではないか、という観測も飛び出し始めている状況です。

<「菅おろしの布石」との説も>

さらに言えば、東京五輪の中止は、これを政権浮揚の大きな材料としてきた菅政権の終焉を意味します。菅首相が責任を取る形で、政権交代を示唆しているのでは?という見方も広がりはじめています。

まぁ、この時点ではいくら推測してみても、本人でないとその真意はわかりません。

一段と東京五輪が中止に近づいたことと、それにより菅政権の寿命が完全に途切れるであろうことだけは、間違いないようです。

Next: 東京五輪の電撃中止も?日米首脳会談の本当の成果は見えない

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