SNSが性犯罪の温床に。今後は凄まじいロリコン犯罪が多発する
最近、『SNS 少女たちの10日間』という映画が話題になった。すでに世の中は子どもたちもスマートフォンを普通に持って使うようになっており、少女たちもSNSを通して「見知らぬ人」といつでも簡単にコンタクトが取れる世の中になっている。
これはどういうことかというと、ロリコン犯罪者は過去のどの時代よりも少女を物色しやすくなり、さらにコンタクトを取りやすくなっているということである。
これが世界規模で起きており、実際に性被害に遭う少女、誘拐される少女が多発している。多くの国では、もうとっくの昔から少女たちが「ひとりで学校に行く」ことさえもできなくなっている。
日本も今後は凄まじいロリコン犯罪が多発すると私は思っているのは、事件が起こる要因がどんどん日本の中で整いつつあるからだ。
原因のひとつに「日本人の貧困化」
東南アジアには、もう数十年も前から多くのロリコン犯罪者が入り込んで次々と少女を性的虐待しているのだが、これは東南アジアに「貧困層が非常に多い」ことに起因している。
貧困に暮らす子どもたちは、親が生活に必死なので子どもの面倒をきめ細かく見ることができない。子どもがどこで何をやっているのか目を配る余裕がなく、何か問題があっても親身にケアすることもできない。
こうした子どもたちは犯罪に巻き込まれやすく、ロリコン犯罪者もまたこうした子どもたちをターゲットにする。
日本を見て欲しい。日本もまた1990年以後はバブル崩壊と政府の経済政策の失策によって超就職氷河期、さらに非正規雇用の拡大によって貧困層がどんどん増える世の中になった。
すでに日本では年収186万円以下のアンダークラス(低所得層)が930万人も存在し、不安定な収入でアパートを借りることができないままネットカフェ暮らしする若い女性も爆発的に増えている。
2020年、2021年のコロナ禍でどん底(ボトム)の様相はさらに悪化してしまっており、すでに低所得層は1,000万人を超えているはずだ。貧困が日本の社会を覆い尽くす時代となったのである。