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今夜の米雇用統計は稼ぎ時。弱めの結果でもドル円上昇、押し目・ロング狙いで=ゆきママ

引き続きコロナがノイズですが、関連指標は好調

前回(8月分)の雇用統計が衝撃的な弱さになりましたが、やはり背景にはコロナの感染拡大があります。当然ですが、今回(9月分)の雇用統計も9月半ば(12日を含む週)の数字で影響は避けられませんから、サプライズには警戒する必要がありそうです。

求人件数は増加の一途を辿り、人手不足が続いているものの、感染拡大により学校再開の遅れなども見られるため、フルタイムで働けない親というのも一定割合で増えています。

また、アジア圏からの半導体の供給不足で工業製品の生産工場や自動車工場が停止し、それに伴い倉庫業などもリストラを行っていますから、これらも波乱要因となるでしょう。

図1:雇用指標の結果(青は改善・赤は悪化、数値はいずれも速報値)

雇用指標の結果(青は改善・赤は悪化、数値はいずれも速報値)

関連指標については、全体的に改善傾向にあります。今回の予想値についても、非農業部門雇用者数が50万人と、そこまでハードルは高くないので、基本的には予想並みの結果が出て、ドル円も高値トライのパターンを期待したいところでしょう。

よほど悪い数字にならなければロング!

先に解説した通り、エネルギー高や供給制限がしばらく続く限り、インフレの過熱感が急激に和らぐことはないでしょうし、労働市場全体で見れば状況はさほど悪くないですから、よほど今回の雇用統計が悪い数字にならなければ、ドルの底堅さというのは継続するでしょう。

さすがに前回分を下回る、非農業部門雇用者数が10万人台など、予想を大きく裏切る数字にならなければ、ほとんど問題ないかと思います。そもそも、前回も予想を大幅に下回りましたが、ドル円の下値は限定的でした。

図2:ドル円チャート(日足)

ドル円チャート(日足)

米長期金利が1.6%台に迫り、ドル円はすでに一段高となっています。非農業部門雇用者数が30~60万人増という数字に収まった場合には、先週も112.00円前後で叩き落とされましたし、週末ということもありますから、いったん様子見で押し目を待ちたいところです。

もちろん、平均時給などの数字が予想を上回り、金利が1.6%台に乗せて、さらに1.7%台に迫るような力強い動きを見せれば、もう買い買いでついていくしかないですが。

Next: 今夜は押し目狙いで!想定レンジは1ドル=110.80~113.00円

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