不動産業者に絶対に言ってはいけないこと
どうして、1番手の方に売りたくないのか。
その理由を尋ねたところ、1番手の方は売主業者に対して「両手取引なんだから、仲介手数料半分にしてよ」と言ってきたからだそうです。
「そういうことを言う人とは取引したくない」と、売主の業者は理由を説明してくれました。
1番手になった方は、売主業者の逆鱗に触れてしまったのです。
「仲介手数料の値引き」は、仲介業者に絶対に言ってはいけないことです。端数程度ならまだしも、半分にして欲しいなんてのは、言語道断です。
「あなたの仕事の価値は半分です」と言われたようなものです。売主側業者が怒るのも、無理はありません。
融資を受けられない仲介手数料
確かに私も投資家のときは、仲介手数料が安くなったらいいな…と思っていました。
しかし、実際に仲介をやってみると、いかに経費が掛かり、法的リスクを背負っているのかということがわかり、むしろ3%では安いなと思うようになりました。消費税より安いんですからね。
買主が仲介手数料を高いと思うのは、融資で借りることができないからではないでしょうか。
融資で支払う物件本体価格については高いと思わないのに、本体価格のたった3%が惜しいのは、やはり自己資金で支払うからだと思います。
そういう意味では、住宅ローンと同じように、投資用ローンでも、銀行が諸費用まで含めて融資してくれると嬉しいんですけどね。
そうすればたぶん、「仲介手数料を安くしてくれ」なんて業者から一瞬で嫌われることを言う買主も減ると思います。
まぁ、いずれにせよ、その1番手の人は残念ながら降格となり、弊社のお客さまが購入することができました。そのことについては結果オーライ、感謝です。
業者に絶対に言ってはいけないことを言ってしまうと、二度とその業者から良い情報が来なくなりますので、注意しましょうね。
『1億円大家さん姫ちゃん☆不動産ノウハウ』(2021年10月28日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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