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生活保護でパチンコに行く人を責めるな。問題はギャンブル依存症を生むパチンコ業界と放置する日本=鈴木傾城

ギャンブル依存を生み出す娯楽施設が駅前に林立している

パチンコ業界みたいなギャンブル依存を生み出すものが、駅前に林立していることに疑問を感じるべきなのだ。

なぜ、このようなギャンブル施設をいまだに日本で存続させているのか、疑問に思わなければならない。

食い物にされている生活保護というシステムを責める前に、パチンコというギャンブルを責め、さらにはパチンコを存続させている国や警察を責める必要がある。

パチンコは大量のギャンブル依存症を生み出す人間破壊マシーンである。

生活保護受給者がなけなしの金を握りしめてパチンコホールに向かうというのは、それこそギャンブル依存症の典型的な姿だ。

生活保護が機能していなければ、日本社会は崩壊してしまう

パチンコで全財産を失ってしまうのは「本人が悪い」「意志が弱い」と言われるが違うのだ。意志が弱いのではなく、パチンコホールがギャンブル依存症を生み出すように進化している。

抜け出したくても抜け出せない依存症にさせられて全財産を失って、それでも辞められずに生活保護費まで貢がされている。彼らはギャンブル依存症という病気になっているのである。

生活保護を食い潰す加害者ではなく、実は被害者でもあったのだ。

とすれば、生活保護者の金をブラックホールのように吸い込んでいるパチンコ産業こそ、もう一度「本当に日本に必要なのか?」と日本人は問い直す必要があるのではないか。

生活保護というシステムをきちんと存続させておかなければならないのは、これから一時的にでも生活苦に落ちてしまう人が続出するからだ。

今の企業はもう終身雇用を捨て去って非正規雇用者が莫大に増えた。

さらに外国から労働者を連れて来て低賃金・悪条件で働かせるシステムをも生み出している。留学生・技能実習生・単純労働者・インバウンドという隠れ移民政策がまさにそれだ。

こうした社会システムに引っ張られて、どん底《ボトム》に堕ちる人はふえるだろう。今の自分がそうでなくても、いつそのような目に遭うのか分からない。

そんな社会では、一時的にでも国から生活保護というサポートを受けられるというのは、どれだけ心の支えになるのか分からない。

これから追い詰められていく人が続出するのだから、生活保護が機能していなければ日本社会は崩壊してしまう。

生活保護は日本人の弱者を守る大切なシステムだ。

Next: 法の抜け穴が目の前で行われているのを取り締まらない国や警察

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