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2022年に来る「日本株の逆襲」バリュー投資家がいま仕込む銘柄は?コロナ後に成長する3つのテーマ=栫井駿介

2022年の注目テーマと銘柄はこれ!

アフターコロナ銘柄として、私が注目するのが、以下の3つのテーマです。

1. 人材業界
2. リベンジ消費
3. 半導体不足解消

人材業界とリベンジ消費というのは、実はセットの関係にあります。飲食店やサービス業では、コロナ禍において苦しい状況でしたから、多くのアルバイトや派遣を解雇しました。そこにコロナが収束するということになると、慌てて人材を確保しなければならなくなります。

アフターコロナにおける人材の不足は、すでにアメリカで起こっていることです。米国の求人数は、10月に過去2番目の高水準を記録しています。同じようにコロナが収束していくとすると、既にお手本があるということになります。このように、投資の思考というのは案外「真似」がシンプルで良いことが少なくありません。

半導体不足の解消もシンプルな考え方です。今半導体メーカーが活況なのは、その先に需要があるからです。半導体を使う産業、例えば自動車業界は半導体不足のせいで自動車が完成せず、顧客の納車を待たせている状況が続いています。

この半導体不足が解消された暁には、自動車は納車され、これまで溜まっていた需要が売上として表面化することになります。当然瞬間的にでも業績は大幅に向上することになるのです。そのような兆しのある銘柄が、割安に放置されていたら、買いのチャンスだと言えるのではないでしょうか。

このような思考から、2022年の「当たり銘柄」を探すのも悪くないのではないかと思います。頭をフル回転させて、楽しみながら投資を行ってみてください。


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image by:G-Stock Studio / Shutterstock.com
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本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2021年12月29日)
※記事タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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【毎日少し賢くなる投資情報】長期投資の王道であるバリュー株投資家の視点から、ニュースの解説や銘柄分析、投資情報を発信します。<筆者紹介>栫井駿介(かこいしゅんすけ)。東京大学経済学部卒業、海外MBA修了。大手証券会社に勤務した後、つばめ投資顧問を設立。

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