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虎の子の退職金の額を7割が知らないシニア大国日本。このままで老後破綻を防げるのか?=川畑明美

再雇用から老後資金の準備は難しい

再雇用で働けると言っても、退職時の給料の50~70%程度です。

ここから老後資金を準備するのはかなり無理があります。

ご質問いただいた方は、退職金で生活費は、なんとか確保できそうでしたのでまだ良かった方なのです。

退職金があっても、老後の生活費が不足する方は多いのです。

退職金を知ることで資産運用のリスクを取れる

遅くとも40歳代には退職金の計算をしておきましょう。

早くから把握していれば、ある程度のリスクをとった運用をして少ない資金で準備することができます。

ただし50歳代からでは間に合わないということではありません。

10年あれば、まだリスクを取ることも可能です。

ただ残念なことに、退職金をもらってからでは

リスクはあまり取れなくなってしまいます。

今すぐ、退職金の計算をしてくださいね。

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image by:takayuki / Shutterstock.com
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教育貧困にならないために』(2022年7月26日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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