なんとしてもトランプの追い落としたいバイデン陣営がどうでるか
いまのところバイデン陣営、とくにバイデン大統領は、トランプと統一教会系団体との関係をあからさまに批判するような行動には出ていません。
今年11月の中間選挙においてもインフレが抑制できないことを理由に、選挙戦術を変更して、バイデン支持かトランプ支持かの信認投票的な性格を強めようとしています。
さらに2024年の大統領選を巡っては、なんとかトランプが立候補できないように様々な手段で追い落としをはかろうと躍起の状況です。
実際、足元ではFBIがフロリダ州にあるトランプの別荘「マララーゴ」を容疑など詳細は不明のまま捜索しはじめており、すでに脱税などを含めて不正の発見による追い落としを始めていることが窺われます。
トランプと統一教会との関係が問題視されれば、岸田政権にも甚大な影響が及ぶ
国内では、岸田首相が自民党幹部と旧統一教会の関係を自己点検させる形で、実に「緩い」内閣改造で乗り切ろうとしている状況です。
それでも、すでににネット上では121名もの自民党の議員が旧統一教会との「関係」を指摘されていますから、組閣任命後に大きな問題が露見するようなことになれば、任命者ご本人である岸田首相の責任が問われることになるでしょう。
さらに米国でトランプに対して厳しい処罰が出た場合、日本は治外法権だから別問題とは言っていられなくなる可能性も高くなっています
バイデン陣営がどのように動いていくかが、非常に注目されるところとなってきています。
思い起こせば90年代のクリントン政権以降、米国民主党政権はそうとう自民党政権に辛くあたってきたのが現実で、ややもすれば共産党政権などが樹立されないかぎり政権が倒れるのも止む無しという姿勢が目立ちます。