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これから上がる「低PBR株」3つの特徴とは?長期投資家が狙うべき銘柄とタイミング=栫井駿介

双日

東証の要請に先んじて動いていた企業に双日があります。
2021年4月に経営計画を示していました。

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出典:中期経営計画2023~Start of the Next Decade~

発表後、企業の業績が順調に成長し、株価も右肩上がりになりました。

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出典:マネックス証券

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出典:マネックス証券

日本企業にチャンスあり?

計画を公表して、それを実行していく企業のPBR・株価が上がっていくことになります。

今回の東証の要請をきっかけに、これまで”経営下手”だった日本企業が正しい価値を届け、利益を成長させるようになることで、低PBRの企業に限らず日本企業が成長していくのではないかと思います。

そういう意味では、日本企業に投資のチャンスは眠っていると言えます。

割安感の修正だけで株価が上がるのには限界があり、重要なことはROEを向上させていくことです。
すでにROEが高くてPBRが低いという銘柄があれば、チャンスだと考えられます。

長期的には、成長を続けてROEを高められる企業を選ぶことが大事となります。

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image by:Gengorou / Shutterstock.com
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バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問 バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問 』(2024年1月22日号)より
※記事タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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【毎日少し賢くなる投資情報】長期投資の王道であるバリュー株投資家の視点から、ニュースの解説や銘柄分析、投資情報を発信します。<筆者紹介>栫井駿介(かこいしゅんすけ)。東京大学経済学部卒業、海外MBA修了。大手証券会社に勤務した後、つばめ投資顧問を設立。

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