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NYの視点:米8月中古住宅販売成約指数は3月来で最高、住宅市場に回復の兆し、住宅ローン金利低下が奏功

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全米不動産協会(NAR)が発表した8月中古住宅販売成約指数は前月比+4.0%の74.7まで上昇した。3カ月ぶりのプラス成長に改善し3月来で最高となった。伸び率は予想上回り、3月来で最大を記録。今後の中古住宅販売の回復を示唆した。住宅ローン金利の低下が奏功した。最も一般的である固定30年物の住宅ローン金利は6.34%と、ほぼ1年ぶりの低水準。在庫も減った。

金利の低下に加え、様々な優遇措置が奏功し市場の先行指標となる新築住宅販売の最新8月分も予想外の増加で、2022年来の高水準に達するなど、住宅市場に回復の兆しがみられる。

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