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【展望】新年度入りで売り難く、大台割れ日経平均株価は戻りを試す動きに(4/2)=清水洋介

先週の日経平均株価は心理的な節目となる19,000円水準を割り込むなど冴えない展開に。ただあくまで目先の需給要因とみられ、業績動向を懸念した売りではないと見られます。(清水洋介の株式相場展望 -週報-

今週の株価・為替展望~各市場テクニカル分析と予想レンジ(4/2)

相場見通し

米国市場

先週の米国市場は、特に手掛かりのないなかで利上げの影響などを懸念する動きから売り先行となったものの、底堅さを確認すると再度買い直されるものが多く総じて堅調となりました。

ダウ平均は上値が重く、冴えない展開になったのですが、ナスダック指数は引け値ベースで新高値を更新するなど、足元の好調な経済動向を織り込んで堅調となりました。

トランプ大統領の政策の実現に対する懸念が強まったことで、金融株などが売られるという展開になりましたが、利上げによる信用収縮=リスク許容度の低下も一服となり、買い直されるものも多く見られました。

今週の米国市場は、経済指標の発表に反応して右往左往することになりそうです。好調な景況感などが示されれば上値を試すことになるのでしょうが、芳しくない指標となると手仕舞い売りを急ぐ動きから景気敏感株などから売られることになりそうです。

ただ、金利が上昇してドル高となると上値も限られそうで、好調な経済指標が示されても手仕舞い売りが中心となりそうです。手詰まり感もあり、冴えない相場が続くということになりそうです。

今週は月曜日にISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況感指数や建設支出が発表され、水曜日には新車販売台数や貿易収支、製造業受注などが発表されます。水曜日はADP全米雇用リポートやISM非製造業景況感指数が発表になります。

木曜日は新規失業保険申請件数が発表され、週末金曜日は雇用統計や卸売売上高・在庫が発表されます。

日本市場

先週の日本市場は米国株安などを受けて売り先行となったあとは、配当を取る動きもあって堅調となる場面もありました。

ただ、週末にかけては先物主導で持ち高調整の売りに押される格好となり、下値を試す動きになりました。心理的な節目となる日経平均の19,000円水準を割り込むなど、特に為替が円高に振れるなどということでもなかったのですが冴えない展開になりました。

ただ、あくまでも目先の需給要因とみられ、業績動向などを懸念しての売りということでもなかった感じです。

今週の日本市場は戻りを試す動きもありそうです。先週見られたような配当を取った後の手仕舞い売りなどが嵩むということもありそうですが、先物の持ち高調整の売りが見られるということでもなければ、値ごろ感から買えるものも多く、空売りの買戻しなどを交えて堅調な地合いとなるのではないかと思います。

新年度入りということで新規資金の流入も期待されることから売り難さが見られ、値持ちが良くなれば買戻しを急ぐ動きが出て、指数を押し上げるということになりそうです。

今週は月曜日に日銀短観や新車販売台数、軽自動車販売台数の発表があり、火曜日にはマネタリーベースが発表されます。木曜日には消費動向調査、金曜日には毎月勤労統計や景気動向指数が発表されます。

Next: 米国市場テクニカル分析~上値に重さ、再度雲のサポート確認も

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