12日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感が強まりそうだ。11日の米国市場は、NYダウが95ドル高、ナスダックは27ポイント高だった。米国とイランの戦闘終結に向けた協議を巡る先行き不透明感が高まるなかで売りが先行した。ただ、終盤にかけて企業決算を好感した買いから半導体やAI関連株を中心に買われ、ナスダック指数は最高値を更新。シカゴ日経225先物は大阪比535円高の62935円。円相場は1ドル=157円20銭台で推移。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで日中比260円高の62660円で始まり、直後につけた62480円を安値にリバウンドを基調が強まり、終盤にかけて62950円まで買われる場面もみられた。米国ではマイクロン・テクノロジーやエヌビディアなど半導体やAI関連株が買われており、昨日は利食いに押されたソフトバンクG<9984>やアドバンテス<6857>、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株に再び資金が集中するかを見極めたいところだろう。
トランプ米大統領は14日から2日間、中国の習近平国家主席と北京で会談する予定である。イラン情勢が首脳会談の議題の1つになる見通しであるため、様子見姿勢が強まりやすいところであろう。いったん利益を確定しておきたいとのムードも高まりやすいと考えられ、半導体やAI関連株への物色は根強いものの、より出遅れ感のある銘柄にシフトしていく可能性がありそうだ。また、ソフトバンクGなどが買い一巡後に軟化するようだと、先物主導での短期的な売り仕掛けの動きも入りやすいとみられ、売り一巡後のリバウンド狙いのスタンスに向かわせよう。日経平均株価はボリンジャーバンドの+1σ(60926円)と+2σ(63866円)とのレンジでの推移をみせており、底堅さを見極めつつ押し目を狙いたい。
物色は半導体やAI関連株への資金流入を意識しつつ、出遅れ感のある中小型のAI関連株など広がりをみせてきそうだ。そのほか、昨夕決算を発表したところでは、MS&AD<8725>、イビデン<4062>、ヒロセ電<6806>、THK<6481>、ミネベア<6479>、ニッパツ<5991>、ダイヘン<6622>、ニチアス<5393>、JCRファーマ<4552>、能美防災<6744>、丸全運<9068>、ワークマン<7564>、東映アニメ<4816>、東京計器<7721>、東京機<6335>、駒井ハルテク<5915>、サンコーテクノ<3435>、ダイトケミクス<4366>、ケミプロ化成<4960>、MTジェネック<9820>などが注目される。
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