組織票があるのに勝てなかった増田寛也、3つの敗因とは?
自民党と公明党、日本のこころを大切にする党の3党が推薦していた増田寛也は、組織票があっても負けました。本人は「知名度不足が原因だ」と分析しているようですが、それだけが敗因ではありません。
1. 名前を覚えてもらう作戦が結果的にダサかった
名前を覚えてもらうためにやった作戦が、「増田」という名前を書いたウチワ型の選挙ビラをネット上にアップし、知名度を上げるというものでした。
しかし、この作戦は結果的にダサかったと考えられます。安倍首相をはじめ、自民党や公明党のスター議員の力を借り、もっとポップに打ち出さないと、まったく浸透しないのだと思います。
2. キャッチーな政策を掲げることができなかった
自民党や公明党に推薦されていることは知っているけれど、結局、どんな政策を掲げているのかが不明確なままでした。小池百合子と比べた時に、政策アピールの面で劣っており、ほぼ組織票だけで、ここまで伸ばしたと思っています。アンチ小池百合子票を取り込むぐらいだったでしょう。
3. 結局は単なる原発利権クソ野郎でしかなかった
東京電力からお金をもらい、原発利権を守るために行動していたオジサンなので、まずリベラルの人から支持されることはありません。鳥越俊太郎を嫌いな人は小池百合子に投票したので、ほとんど従順な公明党票を取っただけだと言えるかもしれません。
自民党や公明党は今、どんなことを考えているのか。自民党内の分裂で負けたことを、どのように受け止めているのかを知りたいところです。
※本記事は、『原発ニュース最新情報』2016年8月2日号の一部抜粋です。メルマガでは今回ご紹介した以外にも、以下の内容を詳しく解説しています。
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『原発ニュース最新情報』(2016年8月2日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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