fbpx

小池百合子を圧勝させた「選挙の技術」と鳥越俊太郎「7つの敗因」=ちだい

組織票があるのに勝てなかった増田寛也、3つの敗因とは?

自民党公明党日本のこころを大切にする党の3党が推薦していた増田寛也は、組織票があっても負けました。本人は「知名度不足が原因だ」と分析しているようですが、それだけが敗因ではありません。

1. 名前を覚えてもらう作戦が結果的にダサかった

名前を覚えてもらうためにやった作戦が、「増田」という名前を書いたウチワ型の選挙ビラをネット上にアップし、知名度を上げるというものでした。

しかし、この作戦は結果的にダサかったと考えられます。安倍首相をはじめ、自民党や公明党のスター議員の力を借り、もっとポップに打ち出さないと、まったく浸透しないのだと思います。

2. キャッチーな政策を掲げることができなかった

自民党や公明党に推薦されていることは知っているけれど、結局、どんな政策を掲げているのかが不明確なままでした。小池百合子と比べた時に、政策アピールの面で劣っており、ほぼ組織票だけで、ここまで伸ばしたと思っています。アンチ小池百合子票を取り込むぐらいだったでしょう。

3. 結局は単なる原発利権クソ野郎でしかなかった

東京電力からお金をもらい、原発利権を守るために行動していたオジサンなので、まずリベラルの人から支持されることはありません。鳥越俊太郎を嫌いな人は小池百合子に投票したので、ほとんど従順な公明党票を取っただけだと言えるかもしれません。

自民党や公明党は今、どんなことを考えているのか。自民党内の分裂で負けたことを、どのように受け止めているのかを知りたいところです。


※本記事は、『原発ニュース最新情報』2016年8月2日号の一部抜粋です。メルマガでは今回ご紹介した以外にも、以下の内容を詳しく解説しています。

上杉隆が4位に食い込むも17万票の限界

桜井誠が5位に入る日本の終了ぶり

マック赤坂に5万票が入った要因とは

ハグの効果はほとんどなかった様子

NHKをぶっ壊したい人は差別主義者以下

真面目な若者・高橋尚吾は政治家を越えた

ご興味を持たれた方はぜひこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。月初の購読は特にお得です。

【関連】勝負に勝って戦いに負けた舛添要一 品格なき知性、奸計による挫折=吉田繁治

【関連】私マック赤坂が都議会に乱入した理由、拘束されて考えた「舛添後」の政治

1 2 3

原発ニュース最新情報』(2016年8月2日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

初月無料お試し購読OK!有料メルマガ好評配信中

原発ニュース最新情報

[月額540円(税込) 毎週火・金曜日(祝祭日・年末年始を除く)今月2/9回(最終2016/07/05)]
福島第一原発事故、原発再稼働、放射線防護など、「真実は一体何か?」を追及し、「原子力」や「放射能」に関する最新ニュースを、大手マスメディアの情報のみならず、独自取材を加え、まとめていくメールマガジンです。

いま読まれてます

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー