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歴史的高値圏にある米国株が、さらに高値を追いそうな5つの根拠=江守哲

コミーFBI長官「電撃解任」の影響

トランプ大統領は、先の大統領選中に民主党候補クリントン元国務長官の私用メール問題に関する捜査情報を公開したことを理由に、コミーFBI長官を解任しました。

一方で、FBIは選挙戦でトランプ陣営とロシア政府が結託したとの疑惑を調べており、「民主党を中心に捜査妨害を狙った解任だ」との批判が噴出しており、これが政治的混乱による政権運営の停滞を想起させています。

トランプ政権の半ば強引なやり方に辟易としますが、これもいずれは大幅な修正が求められることでしょう。

いずれにしても、中間選挙では議席の確保をする必要があります。そのための実績つくりを優先すると考えておけば、トランプ政権が何をするかはある程度想像がつきそうです。

目先の調整は、絶好の押し目買いチャンス

さて、目先の米国株はいったん調整するかもしれません。「Sell in May」が意識される中で、利益を確定させようという動きが強まり、これが株価を押し下げるかもしれません。

しかし、それはそれでよいと思います。押し目を作ってくれれば、そこでさらに買い増せばよいのですから。

米国株の長期的な上昇基調はまだまだこれからです。目先の上下動に振り回されないことが肝要です。

【ダウ平均株価:2017年の想定レンジ】

強気シナリオ19310ドル~23185ドル(17年末22870ドル)/弱気シナリオ16050ドル~20195ドル(17年末17850ドル)

【ダウ平均株価:5月の想定レンジ】

強気シナリオ20655ドル~21900ドル/弱気シナリオ18995ドル~20130ドル

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・為替市場~ドル円は想定レンジ上限から反落の動き
・コモディティ市場~金は底堅い展開、原油も反発基調継続
・今週の「ポジショントーク」~売りたい人は売り
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・マーケット人生物語~私の人生を変えたアノ事件
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株式・為替・コモディティなどの独自の市場分析を踏まえ、常識・定説とは異なる投資戦略の考え方を読者と共有したいと思います。グローバル投資家やヘッジファンドの投資戦略の構築プロセスなどについてもお話します。さらに商社出身でコモディティの現物取引にも従事していた経験や、幅広い人脈から、面白いネタや裏話もご披露します。またマーケット関連だけでなく、野球を中心にスポーツネタやマーケットと野球・スポーツの共通性などについても触れてみたいと思います。

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