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トランプの顔色を気にしながら、日経平均は2万2000円を目指している=武田甲州

米国の政治不安から発する株安は、日本株投資には絶好の投資タイミングです。足元の日経平均は値下がりしましたが、市場が冷静さを回復すれば、22000円を目指すでしょう。(『証券アナリスト武田甲州の株式講座プライム』武田甲州)

武田甲州(たけだ こうしゅう)
ストラテジスト、証券アナリスト、日本証券アナリスト協会検定会員。宮崎県出身。熊本大学法文学部卒。山一証券にて個人・法人営業、投信開発などに従事。その後、地銀や証券会社等の勤務を経験。全般相場見通しはもちろん、証券アナリストの視点で景気や為替動向、社会動向までを見通した分析を行っている。

米国政治不安が落ち着けば、日経平均は21000〜22000円を目指す

日経平均の1株利益が急上昇

日経平均株価の1株利益は4月末以降に急上昇しており、直近では4月末比190円(1203.56円→1393.37円)も上昇。

そのため、PER(株価収益率)は急低下してきています。
4月30日:15.95倍
5月19日:14.06倍

足元の日経平均株価は米国の政治的混乱もあって値下がりしましたが、市場が冷静さを回復すれば、22000円を目指すものと考えます。

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

1株利益190円のプラスは、PERを15倍とすると、日経平均株価を2850円押し上げる力があります。

日経平均株価の1株利益を1400円とした場合、PER15倍だと、日経平均株価は21000円PER16倍だと、日経平均株価は22400円と計算されます。

ちなみに、PERの年間最高値は、16年が16.64倍17年は16.60倍でした(16.60倍だと、日経平均株価は23240円に)

今後、市場が落ち着けばPERの14倍はどこかで修正され、15~16倍(日経平均株価21000~22000円)に向かって上昇していくと考えます。

米国政治不安から発する株安は、日本株投資には絶好の投資タイミングと考えたいと思います。とりわけ、全体株安に連動して値下がりしている中小型株があれば、良い投資対象となるでしょう。

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証券アナリスト武田甲州の株式講座プライム』(2017年5月21日号)より
※太字はMONEY VOICE編集部による

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