先週の日本市場は高値更新後に手仕舞い売りに押され、結局は冴えない展開でした。今週は月初高期待の持ち高調整の売買が中心となりそうです。(清水洋介の株式相場展望 -週報-)
今週の株価・為替展望~各市場テクニカル分析と予想レンジ(6/25)
相場見通し
米国市場
先週の米国市場は特に材料が見当たらないなかで原油価格の下落などもあって冴えない展開になりました。週初は高値更新となるなど買い戻しもあって買い先行となったものの、目先的な過熱感や利上げの影響を見極めるように上値が重くなりました。
ダウ平均とナスダック指数がまちまちとなるなど、全体的な動きになるというよりは個別の動きに終始したということで、相場全体としては方向感に乏しい感じでした。
今週の米国市場は引き続き相場全体としてどうのこうのというよりは、個別の動向に振らされそうです。原油価格の下落が止まるか、金利が上昇するかどうかなどに全体が動かされることになりそうです。
金利が上昇せず、原油価格の下落も止まらなければ冴えない展開になるのでしょうし、インターネット関連銘柄などの買戻し一巡となるとさらに調整感が強まるものと思います。
今週は月曜日に耐久財受注やシカゴ連銀活動指数、火曜日にS&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数や消費者信頼感指数が発表になります。水曜日にはNAR仮契約住宅販売指数、木曜日にはGDP(国内総生産)や新規失業保険申請件数、週末金曜日には個人消費支出・個人所得、シカゴ購買部協会景気指数が発表されます。
日本市場
先週の日本市場は高値更新とはなったものの手仕舞い売りに押されて結局は冴えない展開になりました。特に手掛かりに乏しい中で指数に影響の大きなものが買われるという状況でしたが、盛り上がりに欠ける展開でした。
週初は米国株高などに応じて上値を試したのですが、積極的に買い上がる材料がないということで週末にかけて手仕舞い売りに押されたという感じでした。
今週の日本市場は月末ということで月初高期待の持ち高調整の売り買いが中心となりそうです。四半期末ということでもあり、持ち高調整なども多く見られそうです。
東芝<6502>が2部に降格することが発表されたので、代わりに日経平均に採用される銘柄が決まれば、その銘柄の影響などもありそうで、日経平均は右往左往することもありそうです。
ここ1年間は月初高という傾向にあることから、買戻しを急ぐ動きや思惑買いなどもあって堅調な地合いとなるかもしれません。ただ、積極的に買い上がる材料もなく上値の重さが確認されると手仕舞い売りに押されるということもありそうで、日経平均2万円の攻防となりそうです。
今週は月曜日に企業サービス価格指数や景気動向指数、木曜日に商業動態統計や貿易収支が発表になります。週末金曜日は月末、四半期末ということになりますが、有効求人倍率や消費者物価指数(CPI)、家計調査、完全失業率、鉱工業生産指数や住宅着工統計が発表になります。