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トランプ・リスクは遠のいたのか? 米大統領選のポイントと「円高の賞味期限」

米大統領選挙の結果が為替市場に与える影響は?

米大統領選においては、スイング・ステート(揺れる州)が存在し、そこではまだどちらの候補に投票するか決めていない人が多く、投票前日まで、投票用紙に名前を書かないという人が多いようです。

マーケットは、物事が確実にならない限り動きが取れません。思惑で動くことで大きな利益につながるわけですが、基本的には、マーケットは慎重な動きをするものです。

原油価格が、WTIで1バレル50ドル台で落ち着いてきているので、なんとなくマーケットは安心してきている感じはあります。

先週も解説しましたが、ここからシェールオイルが稼動してくるので、原油価格はある程度で価格上昇は止まると思われますが、今までの40~50ドル台から、レンジを上げてくるかと思われます。

マーケットは米利上げを織り込んできていますので、ドル買いは継続されるでしょう。

主要通貨に対してドルは買われていて、ドルインデックスは大きく上昇していて、直近高値の97.62を更新し、98も超えてきました。とにかくドルが買われています。

米10年債利回りは1.73%台で、1.80%をつけたときからは下落しています。

年内利上げはあると見るのが自然でしょう。企業業績発表にもマーケットは左右されますから、株主市場は一喜一憂かと思いますが、ドル買いが進んでいることは、重要かと思われます。

それは、利上げ確定後のポジション解消によるドル売りが見られるのではということです。

今の状況では対ユーロにおいてのドル売りです。

ドル/円は、ドルが買われている中でも、大きくは円安には進んでいません。大統領選挙が確定するまでの円買いが残っているのでしょう。

ドルは利上げ要素で、まだ買っておきたいですから、クリントン大統領誕生で、円を売ってユーロを買い戻すという動きになるのかもしれませんね。

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らぽーる・マガジン』(2016年10月24日号)より一部抜粋
※タイトル、本文見出し、太字はMONEY VOICE編集部による

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