日経平均はゆるやかに上がったあと急落する
政府が相場をコントロールし始めてから、日経平均はずっと、「ゆるやかに上昇したのち急落する」という動きをくり返しています。この先も、このパターンは継続すると見ておくべきだと思います。
つまり、日経平均は「どこかで急落する」と。
ここへ来て、日経平均は17,000円を超えていますが、僕は、この段階ですでに「危険水域」に入っている、と見ています。もう、いつ「大きな調整(下落)」があっても、おかしくない水準に来ています。
今のところ相場に目立ったリスク要因がないため、日経平均は上昇を続けていますが、このまま「リスクオン」の相場がずっと続くことはありません。
ある日突然「リスクオフ」になるのが常です。
そして日経平均が急落したときには、「ここまで買われてきた反動から、相場がリスクオフの流れとなり下落した」といった説明が聞かれるのです。
「リスクオフになった」のは「結果」であって「原因」ではないのですが……。
「押し目」を待つしかない
このあと、日経平均が17,500円付近まで上昇したところでは、いったん調整が入る可能性が高いですし、17,500円を超えた水準からは、さらに売られやすくなります。
8月にも書きましたが、「相場は堅調」でありながら、単純に買って儲かる相場ではありません。やはり、下落するのを待って買わないといけません。
政府が買い支える中、なかなか「押し目(下落局面)」は来ません。それでも待つしかありません。
『長谷川雅一のハッピーライフマガジン』2016/10/26号より一部抜粋
※記事タイトル・太字はMONEY VOICE編集部による
無料メルマガ好評配信中
長谷川雅一のハッピーライフマガジン
[無料 ほぼ平日刊]
リアルタイム投資情報サービス「LiveSignal24(ライブシグナルにじゅうよん)」の発行者、長谷川雅一がお届けするメルマガです。投資(株/FX)、マネー、政治、経済、趣味、衣、食、住、遊、ライフスタイルなど、あなたがハッピーライフを築くヒントをお届けします。