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国民に見放され産経に騙された「裸の王様」安倍首相の誤算と墓穴=吉田繁治

「気が小さく、びくびくしやすい」安倍首相のマザコン的性格

安倍首相は、実は気が小さいと見えます。このため、周辺に「称える人」を集める。お母さま(ゴッドマザーと言われる)から褒められると、すごく元気になるマザコンのようです。2世、3世議員に多い。閣僚としての政治的能力を無視したお友達内閣も、このマザコンが作らせています。寿司屋、料理屋、料亭が政治の場です。政治家では「性格」が重要です。

田中角栄、福田赳夫、大平正芳らがもっていた政治家としての胆力はない。人を疑わない活動家の昭恵夫人は、胆力のある義母の近くで、マザコンの性格を見抜いていたのでしょう。

同時に「びくびくしやすい人」でもあります。国会でのヤジと、非難を含む質問を極端に嫌がって、突然に「いきり立つ」のはこのためです。前回の突然の辞任のこともあります(2007年9月)。

もともと、安倍首相が「森友学園での自分の介入があれば辞任する」と、激昂して完全否定しなければ、現在のような大問題には拡大しませんでした。あれは失言だったのです。

安倍首相自身が掘った墓穴

安倍首相自身が、その後、あそこまで完全否定を続けなければならない問題を作ったのです。野党は歓喜しましたが、国民は、清濁併せ呑み、清が大きければそれでいい、森友問題など、田中角栄のロッキードの賄賂とは比較にならないくらい小さいと見ていたでしょう。

安倍首相の「反対が多くなると急に弱気になる性格」から、今後、国民の支持率が30%台の低迷を続けたときは、任期を待たずに「辞任」という事態も起こり得ると感じています。これを決めるのは、世論調査です。

もっとも大きな政策だった「異次元緩和」も、当初は円安で株価を上ましたが、失敗が明らかになっています。この点も大きいでしょう。安倍首相は、2013~14年に連発していた「アベノミクス」という言葉をもはや言わなくなっています。

(注)米トランプ大統領の国民世論の支持率も38%(ギャラップ調査)と低迷し、大統領令実行の危機を続けています。英国メイ首相への支持率も同じ38%で、辞任すべきだという意見が48%。早くも政権の危機です(17年6月)。世界に共通して、支持率38%は危機ラインと言えます。

Next: 「ポスト安倍」へと動く政局。目標を失った安倍総理はどう動く?

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