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「ブラック労働」ではない、電通が抱える真のリスクと株の買い時=栫井駿介

業績が悪化した時こそ真のチャンス

しかし、上記のような業績悪化の大部分は一時的および会計上の問題です。実態として大きく変わるものではありません。しかし、巨額の赤字を出してしまったら、株価の大幅下落は避けられないでしょう。

むしろ、バリュー株投資家が出動するのは景気悪化により業績が落ち込んだ時だと考えます。

上記のようなメカニズムが分かっていれば、損失が一時的なものであることがわかります。再び景気が回復する時には、元来の強さを発揮して何事もなかったかのように利益を出すでしょう。

多少下がってきたからと言って、「好況時」のPERが並の17倍である今、無理に手を出す必要はないのです。電通が他社に引けを取らない優良企業であることは間違いありませんから、来るべき株価下落を待つ方が賢明と言えるでしょう。

つばめ投資顧問は相場変動に左右されない「バリュー株投資」を提唱しています。バリュー株投資についてはこちらのページをご覧ください。記事に関する質問も受け付けています。

※上記は企業業績等一般的な情報提供を目的とするものであり、金融商品への投資や金融サービスの購入を勧誘するものではありません。上記に基づく行動により発生したいかなる損失についても、当社は一切の責任を負いかねます。内容には正確性を期しておりますが、それを保証するものではありませんので、取扱いには十分留意してください。

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バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問』(2017年8月8日号)より
※太字はMONEY VOICE編集部による

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【毎日少し賢くなる投資情報】長期投資の王道であるバリュー株投資家の視点から、ニュースの解説や銘柄分析、投資情報を発信します。<筆者紹介>栫井駿介(かこいしゅんすけ)。東京大学経済学部卒業、海外MBA修了。大手証券会社に勤務した後、つばめ投資顧問を設立。

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