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2017年 日経平均株価の読み方・儲け方。向こう1年の有力シナリオ=伊藤智洋

日経平均株価 2017年の有力シナリオ

以上の傾向から2017年の展開を予想した場合、現時点での有力な候補は以下のようになります。

2016年12月23日までの動きを考慮すると、2017年は、16年年末までの上げを1月、2月に修正する動きになると考えられます。

修正幅の目安は、11月1日~9日までと同程度の値幅(1362円幅)が考えられます。

本メルマガは2016年12月25日に執筆しており、12月27日の値位置の展開を確認できなければ、どこからの修正になるかがはっきりしませんが、12月21日の高値19582円、または1月上旬につける高値のどちらかがピークになって、いったん1362円幅程度の修正場面になると考えられます。

2月から3月にかけて、修正が終了した後、再上昇を開始して、21000円前後を目指す流れへ入ります。その後、4月から10月までの期間のどこか(4月から9月、6月から9月など)で、値幅の伴った下げ場面へ入ると考えられます。このときの下げは、円高によって現れる動きだと考えられます。

9月から10月期間で押し目をつけた後、再度上昇の流れへ入り、2017年の最高値を目指す動きになると考えられます。このときの上昇は、2012年末から2013年にかけてあらわれた動きに近いものになる可能性があります。

図: 2017年の日経平均株価の現時点での有力なシナリオ

図: 2017年の日経平均株価の現時点での有力なシナリオ

12月27日のNYダウの動きを確認すると、2017年前半の2つのシナリオを1つに絞ることができると考えています。今回は、更新した内容を後日、特別配信する予定です。
※編注:上記の更新された内容は2016年12月29日21:30に有料メルマガで特別配信されています。

Next: 私が考える長期的な投資戦略~第2のニクソン・ショックに備える

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