「投資家保護」か「締め出し」か
かつて、FX取引のレバレッジが数百倍まで認められていた時期がありました。さすがに、数百倍はちょっと「高すぎる」と思いますが、レバレッジ10倍となったら逆に「低すぎ」です。これを実行したら、「FX投資家を減らす」効果は「てきめん」でしょう。
金融庁がレバレッジを下げる目的が、「FX投資は危ないから、できるだけやらない方がいい。市場から投資家を締め出して為替取引を不活発にしよう」というものであれば、それは狙い通りの効果を発揮するでしょう。
しかし、レバレッジを下げることが「投資家保護」につながるかどうかは疑問ですし、むしろ投資家から「投資機会(チャンス)」を奪うことになりかねないと思います。
金融庁にはぜひ、「レバレッジの引き下げ」を、再考していただきたく思います。…いえ、ハッキリ申しましょう。「レバレッジの引き下げ(25倍から10倍へ)は、やめてください!」
10倍になったら、FX取引をやめるかも
僕は「株取引」も「ビットコイン取引」もやっていますが、メインと考えているのは「FX取引」です。他の金融商品と比較検討したとき、最も魅力的だからです。
そのFX取引の魅力の1つである「レバレッジ25倍」が見直され、「レバレッジ10倍」となってしまったら? 「うーん、だったらFX取引やめようかな」と思います。皆様はいかがお考えでしょうか?
『長谷川雅一のハッピーライフマガジン』2017年9月28日号より一部抜粋
※記事タイトル・太字はMONEY VOICE編集部による
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